|
アルパイン株式会社は、AV機能を備えた2DIN HDDカーナビゲーションシステム「モービル・メディア・ステーション」の新モデルとして、地上デジタル放送の12セグ/ワンセグ受信に対応した「VIE-X075B4」など2製品を11月上旬に発売する。価格は下表の通り。
■ モービル・メディア・ステーション X075B4/B1
いずれも、HDD搭載の2DIN AVナビ。違いはVIE-X075B4が12セグ放送の受信にも対応している点で、VIE-X075B4は12セグ/ワンセグチューナが別筐体だが、VIE-X075B1はワンセグチューナを内蔵した。また、VIE-X075B4は、アンテナと12セグチューナをそれぞれ4基備え、受信性能を強化している。それ以外の仕様はほぼ共通。 DVD/CDレシーバを備え、DVDビデオや音楽CDなどが再生可能。デジタル放送をVRモードで記録したディスクも再生できるほか、DivX再生もサポート。さらに、SDカードスロットを備え、カード内のWMA/MP3/AAC再生が可能。なお、DRM付きの楽曲ファイルは再生できない。HDD容量はナビを含め40GB。 バーチャルサラウンド機能として、ダイマジックと共同開発した「EUPHONY」(ユーフォニー)を採用。再生音の車内での定位感や、広がり感などを向上させるという。 液晶ディスプレイは7型/解像度800×480ドットで、「VIE-X075B4」は地デジチューナとD2端子で接続する。「VIE-X075B4」のチューナ部の外形寸法は36×184×164mm(幅×奥行き×高さ)、重量は950g。 ナビ面では、地図更新の際に、変更のあった部分のみ書き換えることで、約20分で更新できる差分マップ方式を採用。なお、同社の創立40周年を記念し、X075購入後3年以内に1回の更新料(通常25,000円)が無料になるキャンペーンも行なう。 また、地図のフォントや色調などで見やすさを追求したという「ワンルックマップ」を採用。停車/走行など状況により描画量を調整して視認性を高めたという。対応携帯電話によるハンズフリー通話にも対応する。 ■ アクセサリ
4月発売の「モービル・メディア・ステーション X07」(312,900円)では付属品だったiPodケーブルとリモコンを、「X075」では別売で用意。 iPodケーブル「KCE-432iV」は、第5世代iPodの音声/映像と、第2世代iPod nanoの音声を再生可能な、X075専用オプション。マルチリモコン「RUE-4208」は、X07/X075で利用できる。
□アルパインのホームページ ( 2007年10月5日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|