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クラリオン株式会社は、6月に発売したカーナビゲーションのハイエンドモデル「MAX9700DT」(341,250円)と、「MAX8700DT」(320,250円)のブラッシュアップモデルとして、搭載する地デジチューナを「4アンテナ×4チューナ」タイプに変更した「MAX9750DT」と「MAX8750DT」を11月中旬に発売する。 また、デザイン性とデジタルメディアへの対応を追及したという、2DINサイズのカーオーディオ3機種も10月下旬より順次販売する。各モデルの仕様や価格は下表の通り。
■ MAX9750DT/MAX8750DT 12セグ/ワンセグの受信が可能な地上デジタルチューナを同梱した、HDD搭載カーナビ。それぞれ、6月に発売したカーナビ「MAX9700DT」と「MAX8700DT」のブラッシュアップモデルとなっており、従来モデルは2基のチューナを利用して信号を補完する「2系統合成ダイバー」を搭載していたが、新モデルでは4チューナ、4アンテナタイプに変更。受信性能を向上させている。 これを実現するために、新開発の復調LSIを搭載。4チューナで受けた電波信号をリアルタイムに合成することで、あらゆる方向からの電波に対し、より安定した受信が可能になるという。 このチューナユニットは「DTX875」という型番で、単品でも販売される。従来モデル「DTX870」と比較し、サイズを約50%縮小。取り付け性を向上させている。さらに、チャンネルスキャンスピードも約2倍に高速化している。
ナビとしての機能は従来モデルと同じ。7型ワイド/解像度800×480ドットのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載。CDリッピングに対応するDVD/CDドライブや40GB HDDも装備。別売ケーブルを利用することで、iPodのビデオ/オーディオ再生やタッチパネルからのiPod操作も行なえる。 CD-R/RWやDVD-R/RW、SDカード/メモリースティックに記録したMP3/WMA再生に対応。AM/FMチューナも内蔵している。アンプの最大出力は50W×4ch。
□ニュースリリース
■ 2DINオーディオ DUB275MPとDFZ675MCは、2007年夏からカーメーカーのディーラーオプション設定として導入されているもので、カラーバリエーションを増加させ、市販市場にも導入される。DMZ375は新規モデルとなっている。
USBスロットとCDデッキを搭載した「DUB275MP/MPB」は、「モダンリビング」をデザインコンセプトにしており、「思わず触って見たくなるデザインを実現した」というモデル。詳細設定ボタンやUSBスロットなどは非使用時にはキャップで隠せる。728色のバリアブルイルミネーションも備えている。 USBメモリなどに収録したMP3/WMAファイルの再生が可能。中央には大型のロータリー・ボリュームを備えている。アンプはMOS FETで50W×4ch。別売のBluetoothアダプタ「BLT370」も接続できる。 「DFZ675MC」は、SDカードスロットとCDデッキを備えたモデル。カードに記録されたMP3/WMAが再生可能。また、本体内にフラッシュメモリも内蔵しており、再生したCDのリッピングが可能。CD 13枚分の楽曲を、4倍速で取り込め、「MusicCatcher II」と名付けられている。 728色のバリアブルイルミネーションも装備。アンプの最大出力は50W×4ch。前面にAUX入力を備え、別売オプションを加えることで、iPod接続にも対応する。
「DMZ375/375BK」は、CD/MDデッキを備えたモデル。シンプル機能モデルとなっており、MP3/WMA再生には非対応。728色のバリアブルイルミネーションを備えるほか、AUX前面入力も装備。別売のBluetoothアダプタやiPod接続用インターフェイスも追加できる。アンプの最大出力は50W×4ch。
□ニュースリリース
□クラリオンのホームページ
(2007年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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