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三洋電機株式会社は、ボイスレコーダ「DIPLYTALK(ディプリトーク)」の新モデルとして電話録音が可能な3WAYマイクが付属する「ICR-S279RM(S)」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。 また、FM/AMラジオの受信/録音に対応した「ICR-RB78M(S)」も10月下旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。 ■ ICR-S279RM 1GBの内蔵メモリに、MP3形式で録音可能なボイスレコーダ。特徴は3通りの使い方が可能な「3WAYマイク」が付属すること。2つのクリップ付きマイクユニットから構成される新開発のマイクで「電話録音」、「バイノーラル録音」、「ポケット録音」の3種類の利用方法が用意されている。
電話録音時には片方のマイクを耳にいれ、相手の声を録音できるほか、もう片方のマイクをジャケットなどにクリップで止めて、自分の声を録音する。相手と自分の声が聞き分けやすいステレオ録音が可能となる。 また、クリップからマイクをはずしてそれぞれのマイクを耳に入れて録音することで、自分の耳で聞いているような臨場感ある録音が可能な「バイノーラル録音」に対応。左右のマイクをホルダーで止めてピンマイクとして利用する「ポケット録音」も行なえる。なお、3WAYマイク「HM-250」の単体販売も10月下旬に予定している。 録音形式はMP3でSHQ(ビットレート128kbps)/HQ(64kbps)/SP(32kbps)/LP(16kbps)の4モードを用意。SHQからSPまでの各モードはステレオ録音、LPモードのみモノラルとなる。音楽再生も可能で、MP3とWMAの再生が可能。また、WM DRM10で著作権保護された楽曲の再生にも対応する。 液晶ディスプレイ部で録音時間や操作ステータスの確認が可能。専用の三洋製LSI「DIPLYエンジン」を搭載し、高音質化と省電力を両立。電源は単4電池(アルカリ電池/eneloop)で、アルカリ電池では、ステレオ録音約30時間、再生約26時間の駆動が可能。 マイク録音だけでなく、ライン入力録音にも対応。ヘッドフォン出力は10mW×2ch(16Ω)で、出力80mWのスピーカーも内蔵。再生スピード調節機能も備えている。 パソコンに直接接続できる「回転式USBダイレクト接続端子」を装備。パソコンの接続端子に合わせて、USB端子部を回転して接続できる。USBストレージクラスに対応する。外形寸法は120.9×30×16mm(縦×横×厚み)、電池を含む重量は約57g。 ■ ICR-RB78M
AM/FMチューナを内蔵し、マイク録音だけでなく、AM/FMラジオ録音が可能なボイスレコーダ。内蔵メモリは1GB。録音形式はMP3で、XHQ(128kbps)/HQ(64kbps)/SP(32kbps)/LP(16kbps)の4モードを用意。XHQ/HQ/SPはステレオ、LPはモノラル録音となる。 AM/FMラジオ録音は、毎日/毎週/1回(24時間以内)の3パターン、合計5プログラムのタイマー設定が可能。たとえば、毎日の英会話講座、週1回の音楽番組、単発的なイベントなどを組み合わせて録音できる。 日本語表示対応のバックライト付き液晶を装備。エリアバンド設定により地域情報を選択するだけで、チューナ受信設定が可能。自動選局機能も搭載してる。 付属マイクはのピンマイクにより、ステレオ録音に対応。MP3/WMA形式の音楽再生も行なえる。なお、WM DRMには非対応となっている。ヘッドフォン出力は10mW×2ch(16Ω)、出力100mWのモノラルスピーカーも内蔵する。 パソコンとの連携はUSB 2.0を利用。電源は単4アルカリ電池×2本で、録音時間は約13時間(会話)/約9時間(FM)/約11時間(AM)。再生時間は約19時間。ラジオ受信は約24時間(FM)/約30時間(AM)。外形寸法は109×42×19mm(縦×横×厚み)、電池を含む重量は約82g。 □三洋電機のホームページ ( 2007年10月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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