三洋、最大7ch対応の車載オーディオ用ボリュームIC

10月11日発表

　三洋半導体株式会社は、車載オーディオ機器向けの電子ボリュームIC「LV3317PM」、「LV3313PM」の開発を発表した。2008年1月よりサンプル出荷を開始。サンプル価格は7ch対応の「LV3317PM」が300円、4ch対応の「LV3313PM」が200円。

　車載オーディオ機器向けの音量制御IC。LV3317PMでは、入力数を従来の4chから7chに強化したほか、SCF技術を採用することで、グラフィックイコライザー用の外付けコンデンサを不要にし、回路部品の点数削減と基板の省スペース化に貢献するという。

　LV3313PMでは、音量の増減操作時に発生するノイズを抑制するために「新ゼロクロス回路」を搭載。新たに自動検出機能を追加することで、ノイズ抑制を強化した。

　消費電流はLV3317PMが25mAで、LV3313PMが16mA。外形寸法は13.2×13.2×2.6mm(縦×横×厚み)。44ピンのQIPパッケージで提供される。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□三洋半導体のホームページ
http://www.semic.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0710news-j/1011-1.html

( 2007年10月12日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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