|
株式会社IPSアルファテクノロジは19日、32型でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)のIPS液晶パネルを開発したと発表。2008年中に量産を開始するという。10月24日からパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2007」でも展示を予定している。 解像度1,920×1,080ドットの32型IPSαパネルで、輝度は500cd/m2。視野角は上下左右178度以上。バックライトの消費電力は105W。重量は7.2kgとなっている。 小型パネルでありながら、高精細化を実現。パネルの透過率を高めることで、高精細化に伴って増加するバックライトの消費電力を、従来パネルと同程度に抑えたという。 また、業界初という、2チャンネル低電圧差動伝送方式機能を内蔵した、液晶コントローラーを開発。60Hzの映像を倍速の120Hz駆動で表示する、動画応答速度改善機能「倍速120Hzスーパーインパルス表示」を可能にしている。
さらに、配線抵抗を従来比40%、応答速度も従来比15%改善。これらを組み合わせることで、動画応答速度(MPRT)で、最高8ms台の性能を実現したという。
□IPSアルファテクノロジのホームページ
(2007年10月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|