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株式会社バンダイは、松下電器産業が昭和20年代から30年代に発売した懐かしい家電をリアルに再現したという玩具菓子「なつかしの家電コレクション~松下電器歴史館編~」を11月5日より発売する。 白黒テレビや冷蔵庫など6種類の家電製品をミニチュア化した玩具と、解説書、ソーダ味の粒ガム1個をセットにし、価格は472円。販売目標は累計10万個を予定している。 ミニチュアは、「白黒テレビ(昭和20~30年代の参考価格29万円)」、「電気冷蔵庫(同129,000円)」、「角形噴流式電気洗濯機(同28,900円)」、「電気自動炊飯器(同4,500円)」、「6石トランジスタラジオ“パナペット”(同3,980円)」、「超音響ステレオ“飛鳥”(同125,000円)」の6種類。
白黒テレビは、国産テレビの第1号で、当時ブラウン管は国内生産ができず、アメリカから輸入していた。29万円という価格は、「大卒初任給の平均が6~8,000円という時代に、サラリーマンの高嶺の花の存在だった」という。 また、超音響ステレオ「飛鳥」は、建築の欧米化が進む時代に、「“日本間・洋間の両方にマッチする”ことを主眼に開発。家具調家電のさきがけとなった」という。 6種類の家電は、松下電器歴史館の協力、監修により、松下電器の歴史に残る名品の中から選出。造形の細部にまでこだわると同時に、「家電リサイクルプラスチック素材」を商品の約10~15%程度で使用するなど、環境性能にも配慮しているという。 □バンダイのホームページ ( 2007年10月22日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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