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日本ビクター株式会社は、新開発のサウンドスタビライザーなどを搭載したポータブルヘッドフォン2機種を11月上旬に発売する。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は、「HP-S900」が15,000円前後、「HP-S700」が7,000円前後の見込み。
「HP-S700」のみ、ホワイト(W)、シルバー(S)、ブルー(A)のカラーバリエーションを用意する。 両モデルとも、ハウジング部をフラットに折りたためるポータブルヘッドフォン。「HP-S700」はハウジングをヘッドアームの方向に折り込むこともでき、よりコンパクトに収納できる。
2機種に共通する特徴は、ドライバーユニットの背面に、同心円ダクトを内蔵した、新開発の「サウンドスタビライザー」機構を採用したこと。これにより、ハウジング内の圧力が均等化され、振動板の振幅が安定。「繊細な高音からパワフルな低音まで、デジタル音源を高音質再生できる」としている。
搭載するユニットはどちらも40mm径で、ドライバーにはネオジウムマグネットを採用。「HP-S900」のみ、カーボンコンパウンド振動板を採用している。再生周波数特性は「HP-S900」が8Hz~26kHz、「HP-S700」が8Hz~25kHz。出力音圧レベルは「HP-S900」が105dB/1mW、「HP-S700」が101dB/1mW。 「HP-S900」のイヤーパッドには、出光テクノファイン製の「プロテインレザー」と呼ばれる素材を採用。高い密閉感と快適な装着感を両立したとしている。「HP-S700」は低反発イヤーパッドを採用している。
コードは「HP-S900」が片出し、「HP-S700」は両出しタイプ。コード長は80cmのOFCで共通。どちらのモデルにも70cmの延長コードが付属する。端子はステレオミニで、金メッキを施している。キャリングポーチも同梱。コードを省いた重量は、「HP-S900」が115g、「HP-S700」が149g。
□日本ビクターのホームページ (2007年10月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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