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NTTドコモは1日、2008年1月から順次発売する携帯電話「705iシリーズ」を発表した。ワンセグ対応5モデルを含む、13機種をラインナップしている。価格はオープンプライス。 ワンセグの視聴と録画の両方に対応したモデルは「D705i」、「P705i」、「SH705i」の3モデル。視聴のみサポートしているのが「L705iX」と「N705i」の2モデルとなっている。 ミュージックプレーヤー機能は、サポートするフォーマットの違いはあるが、「L705i」を除く全モデルで対応。さらに、3機種ではWMV形式の動画ファイル再生も行なえる。また、音楽ファイルのダウンロードサービス「ミュージックチャネル」を動画にも対応させた、新サービス「Music&Videoチャネル」も6モデルがサポートしている。 各モデルの機能表は以下の通り。
■ D705i
三菱電機製のスライド式端末。3インチ、240×400ドットの液晶ディスプレイを搭載している。サポートする音楽フォーマットはWMA。 ワンセグの録画機能を充実させており、ワンセグを目覚まし代わりに利用する機能や、最大30件まで登録できる予約録画機能も用意。microSDカードスロットを備えており、2GBカードに最大約10時間40分の録画が行なえる。
連続待ち受け時間は約600時間。有効130万画素のデジカメも内蔵する。外形寸法は110×49×15.5mm(縦×横×厚さ)。重量は約120g。カラーリングは「Rose Pink」、「Pure Black」、「Pearl White」の3色。
■ P705i
ワンセグケータイでは最薄という、薄さ12.8mmの松下電器製端末。モバイルPEAKSプロセッサを内蔵し、表示品質を高めている。2つ折りタイプの筐体で、カメラボタンでワンセグ画面の縦横切り替えが可能。ワンセグのオフタイマー機能も備える。アンテナは内蔵式。録画機能も備えている。 FOMAハイスピードに対応しており、着うたフル、「Music & Videoチャネル」での音楽/動画ファイルも快適にダウンロードできるという。サポートする音楽フォーマットはWMA/SD-Audio。また、WMV動画ファイルの再生もサポートしている。
液晶は3型で240×427ドット。連続待ち受け時間は約550時間。有効200万画素のデジカメも内蔵。外形寸法は109×49×12.8mm(縦×横×厚さ)。重量は約110g。microSDカードスロットを備えている。カラーはMorning White、Daylight Blue、Sunny Pink、Premium Dark。
■ SH705i
ファブリック調仕上げを採用したというシャープ製端末。液晶は2.8型で、解像度は240×400ドットのモバイルASV液晶。ワンセグの録画も可能で、起動や縦横画面切り替えもワンタッチで行なえるという。サポートする音楽フォーマットはSD-Audio。
有効約320万画素のデジカメも内蔵。連続待ち受け時間は約470時間。microSDカードスロットを備える。外形寸法は106×48×15.5mm(縦×横×厚さ)。重量は約105g。カラーリングはBlue、White、Pink。
■ その他のワンセグ対応機種
ワンセグの視聴のみに対応しているのは「L705iX」と「N705i」の2モデル。 「L705iX」は、従来のFOMAハイスピード(HSDPA)の2倍の受信スピードを実現できるという7.2Mbps転送に対応したモデル。ただし、ネットワークの対応は2008年4月以降の予定。「Music & Videoチャネル」にも対応しているが、音楽のみのダウンロードとなっている。サポートする音楽フォーマットはSD-Audio。
ドイツのシュナイダー・クロイツナッハ公認のレンズを採用した、有効約200万画素のデジカメ機能を装備。金属ケースに包まれたようなデザインが特徴で、ディスプレイにはミラーデザインを採用。液晶下部にマルチファンクションスクロールキーも備えている。液晶は約2.2型、240×320ドット。microSDカードスロットを装備。外形寸法は100×51×15.3mm(縦×横×厚さ)。重量約123g。Shine Silver、Shine Titanium、Shine Goldの3色を用意する。
「N705i」は、GSMローミングに対応したワンセグモデル。デザイン家電「amadana」とコラボレーションしたのが特徴で、外観だけでなく内蔵コンテンツや楽曲にもamadanaらしいこだわりの世界観が実現されているという。サポートする音楽フォーマットはWMA/SD-Audio。オリジナルイヤフォンも付属しおり、予定価格は63,000円。
ワンセグ視聴中にメール着信をテロップ表示で知らせる機能も装備。ワンセグ用アンテナは内蔵タイプ。FOMAハイスピードにも対応し、「Music & Videoチャネル」もサポートしている。液晶は3型(240×427ドット)でmicroSDカードスロット装備。外形寸法は104×49×14.5mm(縦×横×厚さ)。重量約109g。カラーはamadana white、ultimate orange、amadana black。
■ その他 ワンセグ非対応のモデルで特徴的な機種は、ノキア製「NM705i」。WMA、AAC、MP3再生に対応しており、ストレートタイプの筐体を採用。「P705iμ」はFOMAハイスピードに対応し、「Music & Videoチャネル」もサポート。「D705iμ」はメタル調のボディデザインが特徴で、10.3mmと薄型になっている。
「N705iμ」は、3Gの折り畳み型携帯電話で最も薄いという、9.8mmを実現した端末。3インチの液晶を搭載しており、FOMAハイスピードもサポート。「Music & Videoチャネル 」もサポートしている。 「F705i」は防水タイプながら、薄さ13.8mmを実現。充電端子とイヤフォン端子を統合することでコネクタ部を削減し、水の浸入口を減らした。2.7型液晶を採用。「L705i」は2.4型液晶を採用し、スピンパネルでデザイン性と見やすさの両立を図っている。 ほかにも、イルミネーションとパネルを着せ替えられる「SO705i」や、カメラを省いたビジネスモデル「PROSOLID(P705iCL)」が発売される。
□ドコモのホームページ
(2007年11月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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