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NECディスプレイソリューションズは、液晶プロジェクタ「ビューライト」シリーズの新モデルとして、Windows Vistaの「ネットワークプロジェクション」機能に対応した3モデルを2008年1月中旬より発売する。 最高輝度5,000ルーメンの「NP3150J」と4,200ルーメンの「NP2150J」、3,700ルーメンの「NP1150J」の3モデルを用意し、価格はNP3150Jが837,900円、P2150Jが680,400円、NP1150Jが575,400円。 0.8型/1,024×768ドットの液晶パネルを搭載したデータプロジェクタ。輝度以外の基本仕様は3モデル共通で、コントラスト比は600:1。レンズは、光学1.3倍のマニュアルズームで、30~500型の投射が行なえる。また、5種類のオプションレンズも用意しており、価格は各21万円。 NP3150Jは、330WのACランプを搭載し、輝度5,000ルーメンを実現。NP2150J/NP1150Jは、300Wランプを搭載し、4,200ルーメン(NP2150J)/3,700ルーメン(NP1150J)。 特徴は、Ethernet端子(RJ-45)を装備し、Windows Vista標準搭載の「ネットワークプロジェクション」機能に対応したこと。ネットワーク上のWindows Vistaパソコンを利用から、ネットワークを介して映像出力が行なえるほか、パソコンから、プロジェクタの電源ON/OFFや信号切り替えなどが可能となつている。 また、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LANも装備し、付属のアプリケーションソフト「Image Express Utility2.0」を用いて、ワイヤレスで映像出力が行なえる。 映像プロセッサとしてシリコンオプティクス製の「HQV Reon-VX」を内蔵し、ちらつきの低減や画質の向上を図った。また、コントラストを向上する独自技術「Advanced SweetVision」も内蔵している。台形歪み補正機能や6色の壁色補正モードも備えている。 映像入力端子はコンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB×2(D-Sub 15ピン×1、BNC×1)、DVI-D(HDCP対応)を装備。音声入力はアナログ音声(RCA)×2とステレオミニ×3を備える。映像出力はアナログRGB(D-Sub 15ピン)を1系統、音声出力はステレオミニを1系統装備。出力5W×2chのステレオスピーカーも内蔵する。 USB端子を装備し、USBメモリ内のデータをプロジェクタに出力できる。消費電力は490W(NP3150J)、460W(NP2150J/NP1150J)。外形寸法は399×358×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.3kg。 □NECディスプレイソリューションズのホームページ ( 2007年11月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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