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パイオニア株式会社は、DJ用CDプレーヤーの新モデル「CDJ-400」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。 音楽CDだけでなく、CD-R/RWやUSBストレージに収録したMP3ファイルの再生が可能なDJ用CDプレーヤー。同社の「CDJ」エントリーモデルとしては、初めてスクラッチ機能を搭載。通常のスクラッチに加えて、BUBBLE、TRANS、WAHの3種類のスクラッチエフェクト機能も備えている。 また、ソースセレクトボタンで「PC」を選択すると、CDJ-400のほぼすべてのボタンのオン/オフや、スライダー位置情報を外部出力できる。同情報を使って、同社のDJソフトウェア「DJS」や、SERATO「Scratch Live」などのコントロールをCDJ-400側から行なえるほか、PC内の音楽ファイルを利用したDJプレイも可能となる。なお、DJSは2008年1月のソフトウェアアップデートで同機能をサポートする予定。 キューやループメモリーのデータをディスクごとに10ポイント、最大920枚分まで記憶可能。スライダーによる、テンポの可変範囲は、±6%、±10%、±16%、WIDEの4段階に設定できる。多彩なループ機能や、DJパフォーマンス時にJETや、WAH、ROLLなどのエフェクトを適用できる「デジタルジョグブレイク」機能も装備する。 再生周波数帯域は4Hz~20kHz、S/N比は115dB。出力端子はアナログ音声(RCA)と同軸デジタル音声を各1系統。コントロール用のミニ端子も装備する。外形寸法は217.9×296.3×107.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.7kg。
( 2007年11月7日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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