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カノープス、「AVCHD converter」の不具合を修正
-マルチコア環境での問題などを改善 |
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カノープス株式会社は9日、AVCHDビデオカメラで撮影した映像を、同社独自の圧縮形式「Canopus HQ Codec」に変換するソフト「AVCHD converter」の最新アップデータを公開した。ファイルサイズは5.77MB。
最新バージョン1.05では、CPUコアが複数ある環境で、CPUコア数以上のファイルをドラッグ&ドロップで登録した際に、変換時間に大差が生じる場合があるため、ファイルサイズを考慮して振り分けを行なうように変更した。また、大量のファイルをドラッグ&ドロップで登録すると、変換ウィンドウが表示されるまでに時間がかかるため、状況が確認できるウィンドウを表示するように変更した。
そのほか、以下の不具合が修正されている。
- Windows Vistaで「HQ Codec設定」を実行するとプログラム互換性アシスタントが表示される不具合を修正
- Windows Vistaの標準ユーザー(管理者権限の無いユーザー)で「HQ Codec設定」を変更しても結果が反映されない不具合を修正
- Windows Vista上で、大量のファイルを同時にドラッグ&ドロップで登録、または右クリックメニューの「送る」-「AVCHD2HQ」で変換しようとすると、AVCHD converterが起動しない問題を改善
- Windows Vistaの「Aeroグラス」が有効な環境で複数のファイルを並列変換すると、タイル配置された変換ウィンドウが一部重なってしまう不具合を修正
- 変換ウィンドウを表示する設定で並列変換を行なう場合に、並列変換の上限を6に制限
- サイズの異なる複数のファイルを一つのAVCHD converterに割り振った場合に、全体を示すプログレスバーの現在位置の表示精度が低かった問題を修正
- CPUコアが複数ある環境で、ファイル名が同じだが拡張子が異なるなど、出力時にファイル名が重複する複数ファイルを一括変換する時には、エラー終了するように変更
- CPUコアが複数ある環境で、現在変換中、または変換待機中のファイルと同じ名前のファイルを追加で変換しようとすると、エラー終了するように変更
- AVCHDファイルの拡張子を.aviに変更し、ドラッグ&ドロップで登録、または右クリックメニューの「送る」-「AVCHD2HQ」で変換しようとすると、変換元ファイルが削除され、応答がなくなる不具合を修正
- 保存先フォルダが長いと変換ウィンドウ内の保存先の表示が乱れる不具合を修正
- 一度もHQ Codec設定を実行していない環境で変換を開始すると、通常のStandard設定時よりも1.5倍程度大きいAVIファイルが生成される不具合を修正
□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.canopus.co.jp/catalog/edius_pro/avchd_converter_enquete.htm
□関連記事
【2006年12月11日】カノープス、AVCHD映像を「HQ Codec」に変換するツール
-無償提供。「EDIUS」シリーズで編集可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061211/canopus.htm
(
2007年11月9日
)
[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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