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マスプロ電工株式会社は、20素子のUHFアンテナ「U20TMH」を11月15日に発売する。価格は8,610円。 地上デジタル放送はUHF(13~62ch)帯で放送されているが、全国の放送局の約7割がその中の比較的低い帯域(13~36ch)を使用して放送しているという。また、アンテナは受信帯域が狭いほど高性能なものが作りやすいため、同社では13~36chの受信に限定した14素子の「U14TMH」を東名阪向けの地上デジタルアンテナとして、2004年9月に発売した。 今回発売する「U20TMH」は、その20素子バージョンとなっており、受信チャンネルは同じく13~36chとなる。これにより中・弱電界地域用アンテナであるTMHシリーズは「LS14TMH」、「LS20TMH」、「LS30TMH」と合わせ、合計5モデルのラインナップになる。 フェイズシフター(位相器)を内蔵した、独自のビームダイポールを装備。アルミ製のブームと支持ブームの二重構造を採用したほか、アルミパイプの内部には4つのリブを設け、エレメントを強固に固定。軽量でありながら、耐久性にも優れるという。
インピーダンスは75Ω。動作利得は10~14dB(13~28ch)、9~14dB(29~36ch)。前後比は13~23dB。適合マスト径は22~32mm。外形寸法は380×1,470×250mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約890g。
□マスプロのホームページ
(2007年11月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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