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社団法人日本記録メディア工業会(JRIA)は16日、Webアンケートによる「DVDメディア消費者調査報告書」を刊行した。 記録型DVD機器やメディアの需要予測、商品開発に寄与する目的で実施したアンケートをまとめたもので、5年目となる今回は、「デジタル放送」、「ハイビジョン」を切り口とした調査を実施。デジタル放送のDVD録画にCPRM対応ディスクが必要であることの認知度や、ハイビジョン対応製品の保有状況などに関する項目を追加した。 調査対象はDVDを認知している15歳以上の男女7,684人で、DVDレコーダ利用者は3,668人、記録型DVDドライブ利用者4,440人。 私的録画補償金に関する認知度については、前年とほとんど変わらず、DVDメディアに録画用とデータ用の2種類があることを知っている人は77%(前年75%)、制度そのものを知ってる人は32%(同29%)、録画用メディアの価格に補償金が含まれていることも認知している人は29%(同27%)。いずれも知らないと回答した人は20%(同23%)となった。 録画したデジタル放送をDVDに保存するためには、CPRM対応ディスクが必要であることの認知度については、12%が「詳しく知っている」、48%が「なんとなく知っている」で、全体の60%が認知しているとした。 ハイビジョンの認知度については、画像を見たことがある人が59%、画像を見たことはないが、名前は知っている人が39%で、認知者は全体の98%となった。画像を見たことがある人のうち、ハイビジョン放送対応テレビを持っている人が39%で全体ベースでは23%を占める。また、ハイビジョン放送対応DVDレコーダを持っている人は32%で、全体ベースでは8%となった。 ハイビジョン認知者のうち、ハイビジョン画質でのメディアへの録画/保存意向については、「そう思う」、「ややそう思う」など録画/保存したい人の合計は60%となり、利用意向のない人の合計30%を上回った。
□JRIAのホームページ ( 2007年11月16日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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