JEITA、2007年10月の電子機器国内出荷を発表 －37型以上の液晶テレビが前年比184%に増加

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2007年10月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比110.5%の2,486億円で、5カ月連続のプラスとなった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は、前年同月比108.1%の1,561億円で5カ月連続のプラス。音声関連機器は、同118.6%の237億円で、5カ月ぶりに増加した。

　10月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比110.5%の73万7,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は4.3%、83.4%、12.3%。

　液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比126.4%の61万台。37型以上は同184.1%の16万3,000台と高い伸びを示した。

　PDPの出荷台数は9万1,000台、同115.4%で27カ月連続の2桁増。うち、43型以下がPDP全体の約86%を占める。

　DVDビデオは47万6,000台、前年同月比96.7%で2カ月連続のマイナス。DVD録再機のうち9割以上を占めるHDD内蔵型は24万2,000台、同90.8%で同じく2カ月連続のマイナスとなった。再生機は同109.1%の21万4,000台で7カ月連続の増加となっている。

　ビデオカメラは前年同月比105.3%の10万台で、2カ月連続のプラスとなった。

　デジタルオーディオプレーヤーは前年比122.2%の74万6,000台で5カ月ぶりのプラス。そのうち約7割の53万4,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。

　カーナビは38万3,000台、前年同月比124.4%で12カ月連続の前年比増。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は66.3%、33.7%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071023/jeita1.htm

( 2007年11月26日 )

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