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日本テレビ放送網株式会社(日本テレビ)は、ワンセグのデータ放送を利用した新サービスとして、ネットワーク各社が担当する「全国ご当地クイズの旅♪」を11月28日に開始する。 日本テレビでは、ワンセグデータ放送の通信サーバーをネットワーク各社と共有することで運用とコストを効率化しており、各地のローカルニュースが別の地域からでも閲覧可能となっている。この情報集約システムと、ネットワーク各社が持つ情報網を活かし、24時間利用できる「ご当地コンテンツ」を新たに展開。28日から始まる「全国ご当地クイズの旅♪」はその第1弾となる。 クイズは、正解数に応じてランクを上げ、クイズマスターになることを目的としたもの。日本テレビの放送エリアだけでなく、一部地域を除く全国からアクセス可能となっている。 今後は新作問題を毎月出題し、視聴者のニーズと視聴形態について検証。情報集約システムを有効活用した番組連動キャンペーンや、グルメ・観光といったご当地情報や物販への展開など、新たなワンセグの活用法を生み出したいとしている。
合わせて、データ放送トップページのレイアウトもリニューアル。ワンセグに適したものに変更するという。 具体的には、注目の情報が順に切り替わるエリア「インフォエリア」を上部に設置。その下に、最新のニュースや芸能情報が表示される。また、コンテンツの一覧性を高め、詳しい情報に素早くアクセス可能にする。さらに、通信が繋がりにくい状況でも最新情報の取得を可能にする「緊急災害モード」に対応。台風が発生した際は詳細情報へのボタンが表示される。 また、12月以降には、鉄道の運行状況をネットワーク各社向けに配信する予定。各放送エリアに適した情報を素早く提供し、生活に役立つツールとしてワンセグの付加価値を高めるとしている。
( 2007年11月27日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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