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株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、邦画初となるBlu-ray Discビデオとして、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を2008年2月20日に発売する。価格は4,980円。 DVDビデオ版はジェネオン エンタテインメントとセディックインターナショナルが2008年2月6日に発売する。各フォーマットの価格は下表の通り。
■ BDビデオ版 片面2層の本編ディスクのみ収録。音声は日本語、英語ともにドルビーTrueHD 6.1chで収録。日本語字幕も収めている。特典映像などは予定されていない。
■ DVDビデオ版
DVD版は「スペシャル・コレクターズ・エディション」と「スタンダード・エディション」の2種類を用意。本編ディスクは共通で、英語と日本語を、それぞれドルビーデジタルEX(6.1ch)と、ドルビーデジタルステレオで収録。さらに、英語音声のみDTS-ES(6.1ch)でも収めている。 特典として、本編ディスクに三池監督とキャスト(未定)によるコメンタリー映像を収録。予告編も収めている。
スタンダード・エディションは本編ディスクのみだが、スペシャル・コレクターズ・エディションには2枚の特典ディスクが付属。1枚目にはメイキングやVFXのメイキング、武器メイキング、ロケ地ガイドを収録。2枚目にはクランク・アップ時の記者会見の映像、完成披露の舞台挨拶、公開初日の舞台挨拶を収録。さらに、ヴェネチア/トロントの国際映画祭での様子も収めている。
■ スキヤキ・ウエスタン ジャンゴとは 映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」は、日本アクション映画界の鬼才・三池崇史監督が手掛けた異色の娯楽アクション大作。 壇ノ浦で行なわれた源氏と平家の決戦から数百年後。ある山間の寒村に言い伝えられる“お宝”を探し求め、義経率いる源氏軍と、清盛が指揮する平家軍が、村人を巻き込んで再び抗争を繰り広げていた。そこに流れ着いた、1人の凄腕のガンマン。彼はいったいどちらの用心棒になるのか? それぞれの思惑がぶつかり合い、裏切りや欲望、愛が渦巻く壮絶な戦いへと発展する。 黒澤明の「用心棒」が、「荒野の用心棒」を生んだ逆転の発想として、「マカロニ・ウエスタン」ならぬ、「スキヤキ・ウエスタン」を掲げて撮影された作品。源平合戦を西部劇で演じるという独創的な設定で、新感覚のアクションが繰り広げられる。
出演は伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、 安藤政信、石橋貴明、木村佳乃、桃井かおりなど、豪華な面々。さらにクエンティン・タランティーノも俳優として参加。全編英語で撮影されており、日本語吹き替え音声はキャスト達本人によるもの。タランティーノの部分は三池監督自らが吹き替えに挑戦している。
□映画の公式サイトのホームページ
(2007年11月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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