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米Microsoftは7日(現地時間)、International CES会場で日本の報道関係者向けに、同社の最新製品やWindows Vista関連の説明会を開催。Windows VistaのMedia Center機能で、日本のデジタル放送に対応することを明らかにした
同社のWindowsプロダクトマーケティング担当副社長のマイク・シーバート氏は、「日本のデジタル放送に対応する」と明言。「Windows VistaのHome PremiumとUltimateのMedia Center機能と、Windows XP Media Center Editonでの対応を予定し、開発を続けている。テレビやインターネット、写真、音楽などのさまざまコンテンツを統合して楽しめる環境を目指している」とした。 「具体的な対応時期については、現時点では案内できない」としており、2008年第1四半期の提供開始を予定しているWindows VistaのSP1にも含まれない。Media Center機能のみの大規模アップデータとして提供予定。 また、Media Center機能のクライアントとして動作する、各社のネットワークプレーヤー「Media Center eXtender(MCX)」でも日本のデジタル放送の視聴が可能となる見込み。 マイクロソフトは、以前より日本のデジタル放送対応を目指した取り組みを続けていたが、担当部署を新設。パートナー企業や業界団体と協力して準備を進め、より実現に向けた具体的な取り組みに着手しているという。
なお、Blu-rayとHD DVDのWindows Vista上でのサポートについては、「OS標準ではどちらもサポートしていないが、Microsoftでは複数の理由からHD DVDが消費者や産業にとってより良いものだと判断している。しかし、我々は世界中に数10億の製品を提供しているプラットフォームの会社だ。Windowsプラットフォームで、BDもHD DVDも素晴らしい体験をすでに提供できている」とした。 □2008 International CESのホームページ(英文) ( 2008年1月9日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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