The Digital Entertainment Group、日本支部を2008年に設立 －次世代DVDなどの国内普及の加速化目指す

　米国の映像業界団体である、The Digital Entertainment Group(DEG)は8日、DEGの日本支部を2008年中に設立すると発表した。日本支部の設立により、国内の映像機器メーカーや、映像コンテンツメーカーが共同研究や情報発信を行ない、次世代DVDなどの新エンターテイメントプラットフォームの普及をさらに加速させる。

　設立に向けて、DEG日本支部の設立準備会を発足。当面は松下電器産業株式会社と、ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメントが準備会の事務局を担当し、国内の各映像コンテンツメーカーや、映像機器メーカーなどに準備会への参加を呼びかけていくとしている。

　DEGは、'97年に「The DVD Entertainment Group」として、DVDの普及を目的に設立。近年名称をThe Digital Entertainment Groupと改め、支部を欧州に設置することで、次世代DVDを含めた幅広いホームエンターテイメントの普及活動を展開している。

　日本支部の設立目的として、「HDTVの普及に伴い、次世代DVD関連ビジネスが離陸期にある日本において、映像コンテンツメーカーと映像機器メーカーが協力して啓蒙活動を展開することで、ホームエンターテイメントの普及を加速化させる。また、ブロードバンド対応など、新たなコンテンツビジネスにおける協力の可能性などについて、議論する場を提供していく」としている。

□DEGのホームページ(英文)
(1月9日現在、記事に関する情報は掲載されていない)
http://www.dvdinformation.com/

( 2008年1月9日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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