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株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、映画「バイオハザードIII」を、3月19日にDVD化する。Blu-ray Discビデオ版も同時に発売されるが、シリーズ3作品をまとめた「トリロジーBOX」での発売となり、3作目の単品発売は行なわれない。また、同日にはUMDビデオ版も3作目単品と、トリロジーBOXで発売される。 発売されるタイトルの種類、価格、仕様は下表の通り。
■ BDビデオ版 シリーズ3作品のBDビデオ版をまとめたBOX。なお、第1作の「バイオハザード」は、2007年12月にHD DVDで発売(発売元ショウゲート/販売元アミューズソフトエンタテインメント)されており、BDビデオ化は今回が初めて。 これは、第1作目のソフト化権をショウゲート(旧東芝エンタテインメント)が持っていたためで、2作目以降はSPEがソフト化権を持っている。そのため、今回のトリロジーBOXに収録される第1作は、提供ショウゲート、販売SPEという形でのリリースとなる。 なお、各ディスクの単品販売は現在のところアナウンスされていない。 ディスクは全作品片面2層。本編ディスクのみ収録の、合計3枚組み。第1作のディスクには、監督やミラ・ジョヴォヴィッチらによるオーディオコメンタリーを収録。メイキングや、マリリン・マンソンによるサウンドトラック解説、衣装やセットデザインの解説、銃火器インデックス、ゲームの説明、来日時のインタビュー、用語解説なども収める。BDビデオ版でのみ収録されるコンテンツもある。 第2作目のBDビデオ版は既に単品発売されているが、トリロジーBOXに収録されるBDビデオ版は、約4分の映像を収録したロングバージョンの本編となる。ほかにも、3種類の音声解説、メイキング、未公開シーン、2作目の分析なども収録する。 第3作目には特典として、監督や製作スタッフによるコメンタリー、未公開シーン、シリーズの未来図、予告編集、カプコンゲームの予告編集などを収録する。
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■ DVDビデオ版 DVDは第3作の単品と、シリーズ3作品をまとめたトリロジーBOXを用意。単品版は「デラックス・コレクターズ・エディション」となっており、特典ディスクを加えた2枚組み。初回版にのみ、アウターケースが付属する。 本編ディスクには、監督やスタッフによるオーディオコメンタリーを収録。未公開シーンや作品を検証するコンテンツ、シリーズの未来図、予告編、カプコンゲームの予告編集などを収める。 トリロジーBOXに収録する第3作は単品版とは異なり、本編ディスクのみ。3作品を収めた、3枚組みBOXとなっている。本編ディスクの仕様は単品版と同じ。それぞれの作品に特典映像やコメンタリーを収めている。
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■ UMDビデオ版 UMDビデオ版は3作目の単品と、3作品をまとめたトリロジーBOXをリリースする。単品版は本編ディスクのみ。トリロジーBOXも、各作品の本編ディスクのみを収めた3枚組み。 特典として、第1目には「ヒストリー・オブ・バイオハザード」、2作目と3作目には予告編集を収録する。
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■ 発売記念キャンペーン
なお、発売を記念し、3月19日に「バイオハザードII アポカリプス デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)」(TSAD-34799)が、1,980円でリリースされる。SPEの「ベストセレクション オールタイム1980」のラインナップとしてリリースされるもので、今後も1,980円で販売される。
■ 作品紹介 「バイオハザードIII」は、カプコンの人気ホラー・アクションゲームを原作とした、映画シリーズの最新作。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。 感染した人がゾンビ化してしまう「T-ウイルス」の恐怖を描いたシリーズ。舞台は前作から数年後、ウイルスが全世界に蔓延してしまった世界。アンブレラ社の監視衛星による追跡から逃れたヒロイン・アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、ゾンビに埋め尽くされた世界で1人、生き抜いていた。 そんなある日、アリスはガソリンスタンドに残されたノートから、「アラスカが安全な大地だ」という情報を得る。そして、クレアという女性に率いられた生存者の一団と出会い、共にアラスカを目指すことになるのだが……。
監督はラッセル・マルケイ。出演はミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、イアン・グレン、アリ・ラーターほか。
□SPEのホームページ
(2008年1月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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