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株式会社日立製作所は、SD解像度での録画に対応し、HDDと8cm DVDドライブを搭載したハイブリッドカム「Wooo」2モデルを2月7日に発売する。30GBの1.8インチHDDを搭載した「DZ-HS903」と、8GBのマイクロドライブ搭載の「DZ-HS803」を用意。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はHS903が11万円前後、HS803が9万円前後の見込み。
どちらもHDDと8cm DVDドライブを搭載した、SD解像度記録のハイブリッドビデオカメラ。搭載するHDDの容量と、1.8インチ/マイクロドライブの違いはあるが、外形寸法や主な機能は共通。バッテリを除いた外形寸法は70×123×89mm(幅×奥行き×高さ)。同梱バッテリ込みの重量はHS903が約565g、HS803が約525g。
撮影フォーマットはMPEG-2で、音声はドルビーデジタル2.0ch。録画モードはXTRA、FINE、STDの3モードを用意。XTRAモードではHS903で最長約7時間、HS803で約1時間50分の録画が行なえる。DVDドライブは8cmのDVD-R/RW/RAM、8cm DVD+RWメディアに対応。HDD内の全動画をダビングする「まるごと」ダビングや、ダビングしていないシーンだけを自動的にダビングする「はじめて」ダビング、指定日のシーンを自動的にダビングする「ひにちで」ダビング、任意のシーンを選ぶ「えらんで」ダビングの4モードを用意している。 撮像素子は1/3型、総画素約331万画素のCCDで、原色フィルタを使用。有効画素数(いずれも4:3)は動画撮影時で約218万画素、静止画で約305万画素。レンズの画角は35mm換算で約52.7~527mmの光学10倍ズーム。F値は1.8~3.0。電子式手ブレ補正を備え、ビデオフラッシュも用意する。 SDメモリーカードスロットも備え、2,016×1,512ドットの静止画撮影も可能。撮影済みの動画から、約31万画素の静止画を切り出す機能も備えている。 液晶モニターは2.7型ワイドで、約12万画素。従来モデル「HS503」と比べ、輝度を1.4倍に向上。屋外での視認性が改善されているという。ほかにも、待機状態から約1秒で撮影がスタートできる「秒撮」モードも備えている。
出力端子は、8ピンの特殊コネクタを介してS映像、コンポジット、アナログ音声出力を用意。HS903はコンポジット/アナログ音声入力も行なえる。PCとの接続はUSB 2.0。PC用編集ソフトとして、Windows用は「ImageMixer 3」、Macintosh用は「ImageMixer 3 Mac Edition」を同梱。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9/10.4/10.5。付属バッテリを使った場合の連続使用時間はHS903が約1時間50分、HS803が約1時間55分。
□日立製作所のホームページ
(2008年1月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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