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株式会社ディーアンドエムホールディングス(D&M)は、デノンブランドのターンテーブル搭載メディアプレーヤー「DN-HS5500」を1月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,800円前後の見込み。 USB 2.0端子を備え、接続したパソコンやUSBメモリ、ポータブルプレーヤーなどに収められたMP3/WAV楽曲の再生やスクラッチなどが可能なDJ向けメディアプレーヤー。別途USBハブなどを利用することで最大4台までのストレージと接続可能。USB MIDIインターフェイスとの接続にも対応する。対応OSはWindows XP/VistaとMac OS X 10.4以降。 再生楽曲は、プラッタを用いたスクラッチや、ミックス、ループなどが可能。4種類のエフェクトや、3種類のプラッタエフェクトも利用できる。本体または接続したデバイス上にプレイリストを作成可能。付属のパソコン用ソフト「DENON Music Manager」でもプレイリスト作成が行なえる。また、本体に一時的に99曲まで保存できる。 USB HDDなどのほか、オプションで発売予定の専用CD-ROMドライブや2.5インチHDD(パラレルATA)を内蔵でき、収められたファイルを音源として利用可能。ディスプレイは2画面同時表示にも対応する。 ターンテーブルには独自の「12極ダイレクト・ドライブ・ブラッシュレス・モーター設計」を採用。2.5kg/cmの起動トルクにより0.5秒以内でフル回転速度に到達するという。「DJは、本物のアナログターンテーブルを使用しているような自由なパフォーマンスができる」としている。 本体にUSBオーディオインターフェイスを搭載。24bit/44.1kHz処理のTI製バーブラウンDACを備えている。SN比は93dB以上。全高調波歪み率は0.05%以下。ドライバはASIO/Core Audioをサポート。 音声出力端子を2系統(アナログ/同軸デジタル各×2)装備。1台で異なる曲を同時に出力することもできる。外形寸法は300×330×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.8kg。 □D&Mのホームページ ( 2008年1月24日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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