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ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社(GfK)は、同社の小売店パネル調査において、暦年で最も販売台数の多かった各メーカーを表彰する「GfK Certified 2007」を発表した。 家電量販店など約4,500店舗から収集したPOSデータに基づき、2007年1月1日から12月31日の販売実績を集計。薄型テレビ、DVDレコーダなどのAV機器や、パソコンなどの情報通信機器、調理/家事/理美容家電などの調査結果をまとめている。 AV機器に関しては、薄型テレビの販売伸長が目立ち、前年比約25%増となった。液晶テレビの数量シェアは、シャープが45%で4年連続のトップ、プラズマでは松下電器が67%で3年連続のトップとなった。液晶とプラズマの構成比は約9:1。 DVDレコーダは、昨年から引き続き数量減となったが、年末にかけて次世代レコーダ(BD/HD DVD)が大きく伸長。11月には20%以上が次世代レコーダとなり、「(現在は)平均価格12、3万円だが、価格低下が進めば一気に普及が加速することも想定される」としている。 DVDレコーダにおける、販売シェアは、松下電器が35%でトップ、2位はシャープの25%で、両社の合計が、2006年の40%から60%に増加している。GfKでは、「両社とも薄型テレビとのリンク機能の訴求などが功奏した」と分析している。 携帯音楽プレーヤーでは、アップルのシェアが50%。2位はソニーの28%となった。
情報通信機器分野では、パソコンで、NECがノート/デスクトップともに首位。また、PC用ディスプレイでは、アイ・オー・データ機器が22%で首位、三菱電機が19%で2位となっている。白物家電では6分野で松下電器が首位を獲得している。
□GfKのホームページ ( 2008年1月25日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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