|
株式会社美貴本は、3D映像表示に対応する2D/3Dコンパチブル液晶ディスプレイ「TRIMON」シリーズ2製品を2月下旬より順次発売する。19型「ZM-M190」と22型ワイドの「ZM-M220W」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19型が8万円前後、22型が10万円前後の見込みで、個人ユーザーでも購入可能な低価格化を実現したとしている。 韓国ZALMANの開発した3D立体映像対応の液晶ディスプレイ。ディスプレイ表面には映像を偏光するための線偏光フィルムが貼り付けられており、左右の目に対して、それぞれに変換した立体表示用の映像を出力し、付属の3D偏光眼鏡を利用することにより、物体が飛び出るような3D立体表示の映像やゲームなどが楽しめる。なお、通常の液晶ディスプレイとしても利用できる。
液晶パネルは、19型が解像度1,280×1,024ドット、輝度300cd/m2。22型は解像度1,680×1,050ドット、輝度300~400cd/m2。 そのほかの主な仕様は共通で、コントラスト比は1,000:1、応答速度は5ms、視野角は2D表示時が上下/左右160度、3D時が上下10~12度、左右90度。入力端子はHDCP非対応のDVI-DとアナログRGB(D-Sub 15ピン)を各1系統装備。 3D立体動画の再生には、複数の種類の立体動画フォーマットに対応するという3D動画プレーヤーソフト「Stereoscopic Player」が付属。同ソフトでは、通常の動画ファイルの立体表示再生は行なえない。そのほか、3Dゲームを利用するための専用の3Dドライバソフトが付属する。同社サイトでは、対応ゲームリストなどを公開している。 出力2W×2chのステレオスピーカーを内蔵。ディスプレイの角度調整が行なえるほか、22型のみ、最大115mmの高さ調整や、縦回転90度のピボットにも対応する。 外形寸法/重量は、19型が432×445mm(幅×高さ)/9.5kg、22型が524×420~535mm(同)/9.8kg。 □美貴本のホームページ ( 2008年1月25日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|