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松下、AVCHD動画からも印刷可能な世界初のプリンタ
-SDカード内の動画から印刷コマ指定


2月9日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、SDメモリーカードスロットを備え、世界初となる、AVCHDの動画ファイルからの静止画プリントが可能な「KX-PX30」を2月9日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23,000円前後の見込み。

 熱昇華型のコンパクトなプリンタ。プリント用紙はL/ポストカード/ワイドサイズが使用可能。付属のACアダプタで動作する。各色256階調処理が可能で、記録ドット密度は300×300dpi。

 最大の特徴は、SDカードに保存したAVCHD形式の動画からプリントできること。同社のSDカードハイビジョンムービー「HDC-SD9/HS9/SD7/SD5/SX5/SD3/SD1」で記録されたハイビジョン動画を読み込み、1コマまたは連続コマを選んでプリントアウトできる。1コマは0.5秒間隔で指定が可能。デジタルカメラで撮影したMotion JPEG形式の動画からもプリントできる。

 3.6型のIPS液晶ディスプレイを内蔵し、視野角は上下左右170度。最大4倍までのズーム表示機能も備え、手ブレ/被写体ブレ写真なども容易に判断できるという。表示画像数はデジタルカメラの静止画データで2万枚、動画では2,000枚まで。画像データの対応解像度は2,500万画素(6,144×4,096ドット)までとなる。

 IrSimpleに対応し、対応する携帯電話などから、赤外線でワイヤレスプリントが可能。PictBridgeもサポートし、カメラからの直接印刷も行なえる。また、USB端子も用意。カードリーダを接続することで、そのほかのメモリーカードを読み込むこともできる。また、PCとUSB接続し、PC用プリンタとしても使用可能。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。

 独自の画像自動補正機能「ビビッドトーン」が使用できるほか、同社デジカメ「LUMIX」で撮影したワイドモード画像のアスペクト比を変えずにプリント可能。カレンダーやフレーム、スタンプなどと組み合わせた印刷も行なえる。

 1枚あたりの印刷速度は、Lサイズが約48秒、ワイドサイズが約60秒。外形寸法は約175×131×62.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は約1,030g。

□松下電器のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/index3.html
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080130-3/jn080130-3.html?ref=news
□製品情報
http://panasonic.jp/dc/px30/

(2008年1月30日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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