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社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は1日、家電店の店員や、一般の視聴者も対象とした、地上デジタルテレビに関するeラーニングシステムを公式ページ上で公開した。無料で受けることができ、デジタル放送導入に関する最低限の知識から、アンテナ設置工事の仕方まで、理解度に合わせて学習可能。テストも用意されており、修了証も表示される。
Dpaと総務省地上デジタルテレビジョン放送受信相談センター、テレビ受信向上委員会は共同で、地域電器店を対象に、地上デジタル放送に関する技術講習会を開催している。「UHFアンテナは必要ないのか?」、「今までのアナログテレビを利用するためにはどうすればいいのか?」など、消費者からの質問に、家電店店員が答えられるようになるための研修システムだが、今回Dpaで公開されたのは、そのオンライン版と呼べるもの。
コンテンツはデジタル放送の全体像を理解し、導入に関する最低限の知識が得られる「基礎編」、受信方法を理解し、受信機器の選択や、機器の接続/設定を可能にするための「導入編」、様々な受信形態を理解し、技術的な裏付けを持って機器を選択/提案したり、アンテナ設置工事ができるようになることを目指す「技術編」で構成されている。
一般消費者にも役立つ内容であるため、3編全てがインターネットで公開/受講できるようになっている。授業は音声とイラストを交えて行なわれ、それぞれ約15~17分程度で学習できる。各編の最後には終了テストも用意され、100点満点をとると修了証が表示され、印刷も可能。
□Dpaのホームページ
(2008年2月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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