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日立マクセル株式会社は、2倍速記録に対応したHD DVD-R/RWメディアを2月下旬に発売する。それぞれに録画用とデータ用を用意し、合計4モデルをリリース。全て単枚での販売となり、価格はオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
なお、2倍速対応のHD DVD-Rは同日に三菱化学メディアが発表しているが、2倍速対応のHD DVD-RWメディアは、日立マクセルが世界初となる。
HD DVD-Rは、「DVD Specifications for High Density Recordable Disc Ver.1.1 Revision 2.0」規格に準拠。0.4μmの案内溝を実現する高精度スタンパ技術を採用。また、従来から採用されている、LTH(Low to High)記録方式に対応した有機色素記録膜を改良することで、高速記録を可能にした。
HD DVD-RWは、「DVD Specifications for High Density Re-recordable Disc Ver.1.1」に準拠。相変化記録膜の材料系(ゲルマニウム・アンチモン・テルル)を見直し、新しい材料系(ビスマス・ゲルマニウム・テルル)を使った独自のBCM(Bismuth Coupling Material)相変化記録膜を採用。高速記録に対応するほか、ノイズを低減したクリアな再生信号が得られるとしている。
□日立マクセルのホームページ
(2008年2月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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