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マルチメディア放送企画LLC合同会社(MMBP)は、3月5日より、モバイルマルチメディア放送サービス「ISDB-Tmm」の実験電波を東京タワーから発射し、フィールド実験を開始する。 MMBPでは、2011年のアナログテレビ放送停波後の空き帯域を狙い、モバイルマルチメディア放送の実用化を目指している。ISDB-Tmmは、地上デジタル/ワンセグと共通のISDB-Tを発展させた放送方式で、MMBPでは「現行のワンセグ技術を進化させ、映画や音楽、スポーツ、ニュース、電子書籍など、多彩なマルチメディアコンテンツをダウンロード型とストリーム型の組み合わせで高画質/高速に配信する携帯端末向け放送サービスの実現方式としてISDB-Tmmを提案している」と説明している。 MMBPは、今回の取り組みにより、「アナログ停波後の割り当てが検討されているVHF帯の試験電波を発射し、実際に受信実験を行なうことで、必要な要素技術や本方式を用いたサービスモデルの検証およびPRを行なう」としている。 MMBPは、フジテレビ、伊藤忠商事、NTTドコモ、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ、ニッポン放送の5社が設立した企画会社。資本金は3,000万円で、各社20%の均等出資をしている。 □スカイパーフェクト・コミュニケーションズのホームページ ( 2008年2月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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