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カノープス、HDMI映像をHDVにリアルタイム変換するコンバータ
-AVCHDカムの映像をHDV形式で取り込み


3月27日発売

標準価格:104,790円


 カノープス株式会社は、ビデオカメラなどから出力されたHDMI映像を、リアルタイムにHDV信号に変換するコンバータ「ADVC-HD50」を3月27日に発売する。価格は104,790円。

 HDMI入力端子と、IEEE 1394出力端子を備えたコンバータ。AVCHDカメラなどで撮影したハイビジョン映像をHDMI経由で入力すると、リアルタイムにHDVへ変換。IEEE 1394端子から出力できる。コンバータを介すことで、AVCHDの動画をHDV形式の動画として、PCでキャプチャできる。

 同社では「AVCHDの映像を編集するには、デュアルコアCPUでも負荷が重過ぎる。HDVに変換することで実用的な編集が可能になる」と説明している。なお、逆にHDVからHDMIへの変換はできない。また、HDCPにも対応していないため、地上デジタル放送などを変換することはできない。

上がフロントパネル。下は背面

 具体的には、入力フォーマットとして、1,920×1,080ドット/59.94i、1,280×720ドット/59.94p、1,920×1,080ドット/50i、1,280×720ドット/50p、720×480ドット/59.94p、640×480ドット/59.94p、720×576ドット/50pに対応。これらの映像を、1,280×720ドット/59.94p、1,280×720ドット/50p、1,440×1,080ドット/59.94i、1,440×1,080ドット/50iのHDV映像として出力できる。

 ただし、1080iから720p、720pから1080iへの変換には非対応。1,280×720ドット/50pの映像を入力した際、出力されるHDV信号の精度は8bitとなる。なお、ハイビジョン解像度以下のソースを入力した場合、黒背景のハイビジョン映像の中央に映像がはめ込まれた形で出力される。

 HDMIはバージョン1.1に準拠。音声はリニアPCMの16~24bit、32~192kHzのステレオに対応。HDVからは、MPEG-1 Audio Layer2の384kbps音声に変換して出力される。

 動作はIEEE 1394端子からのバスパワー駆動に対応。給電が無い場合は、オプションのACアダプタキット(3,000円)が必要。外形寸法は152.4×153×23mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約400g。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/catalog/advc/advc_hd50_index.php
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/advc/advc_hd50_f.htm

(2008年月日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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