ティアック、WBT製高級RCAプラグ「nextgen」新モデル －サンドイッチスペードラグなども用意

WBT-0102Ag

3月上旬発売 標準価格：21,840～38,220円(RCAプラグ) 　　　　　12,600～31,500円(スペードラグ) 　　　　　3,570～21,840円(ハンダ)

　株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、独WBTの「nextgen(ネクスジェン)」ブランドのRCAプラグやサンドイッチスペードラグ、銀入りハンダを3月上旬より発売する。各モデルの主な仕様や価格は下表の通り。

　導体素材に純度の高い銀、または銅を採用するRCAプラグのトップエンドモデル。純銀モデルは導体にプラチナコーティングを、純銅モデルには金メッキ処理を施し、コンタクト性を高めている。

　コールド側を一点接触のオープン構造とし、面接触のクローズ構造に起因する信号の反射や過電流発生などの悪影響を排除。ホット側は純度の高い導体素材の板を三叉状にパンチングして抜き、折り曲げて3分割した弾力性のある構造を採用。導体中心部を空洞とすることで、高周波帯域の劣化を抑制する。

　こうした構造により、200MHzまでフラットな広帯域伝送が可能で、信号減衰を抑えたアナログ伝送が行なえるという。

　スリーブ及び本体の素材には銅の含有率68%のブラス(黄銅)を採用し、外来ノイズを防ぐほか、高品位な質感を実現。機器との接続には、スリーブの締め付けにより、コンタクト性を高めるコレットチャック方式を採用。スリーブ表面には、ピアノラッカー仕上げを施す。

WBT-0102Cu	WBT-0152Ag	WBT-0152Cu

□製品情報
http://www.teac.co.jp/audio/wbt/rcacoaxialplug/index.html#wbt-0102

　接触部分の導体素材に銅、または銀を採用し、アブソーバーキャップと弾性吸収材でサンドイッチした複合構造のスペードラグ。約3.6mm径までの導体線に対応し、接触部分でのノイズや歪みの発生を抑え、大容量の電流にも耐える。

　ラグ部を除く本体は透明の絶縁体で保護。純度の高い導体素材によるコンタクトを徹底させ、オープン構造とすることにより、面接触のクローズ構造に起因する信号の反射や過電流発生などの悪影響を排除するとしている。

WBT-0661Ag/0681Ag	WBT-0661Cu/0681Cu

□製品情報
http://www.teac.co.jp/audio/wbt/sandwich/index.html#wbt-0661

WBT-0805/0825/0845

　銀含有率4%の鉛フリーハンダ。溶剤にハロゲンを含まず、吸湿性もないという。融解温度は216～219度。

　重量はWBT-0805が42g、WBT-0825が250g、WBT-0845が500g。

□製品情報
http://www.teac.co.jp/audio/wbt/accessory/index.html#wbt-0805

□ティアック エソテリック カンパニーのホームページ
http://www.teac.co.jp/audio/esoteric/index.html
□ニュースリリース
http://www.teac.co.jp/news/news2008/20080306-01.html

( 2008年3月7日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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