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松下電器産業株式会社は、ワンセグチューナモジュールの新製品として、ダイバーシティ受信LSIとして初めてOFDM復調機能を統合した「MN88448」を3月末よりサンプル出荷する。 ワンセグ対応携帯端末などへの搭載を想定した1チップのワンセグ受信用LSI。これまでダイバーシティ受信を行なうためには、2個のチューナと1個のOFDM復調LSIが必要だったが、新製品では1チップ化により実装面積を従来比1/3まで縮小。パッケージは3.9×4.1×0.3mm(縦×横×厚さ)のWLCSP。 また、チューナ部の低電圧化などにより、ダイバーシティ受信時の消費電力は従来比2/3となる125mWを実現し、業界トップとしている。なお、非ダイバーシティ/省電力受信時は65mW。新開発のCMOSチューナにより、電波の弱いエリアや地下などでの受信感度を改善したほか、OFDMデコーダの高性能化により、移動受信時の速度限界を従来比で25%向上させたという。
( 2008年3月27日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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