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フォーカルポイントコンピュータ株式会社は、Blu-ray Disc用のビデオ製作などに使用できる、ハイビジョン解像度に対応した業務用のハードウェアMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダ「Pyro Kompressor HD」(ADS-PC-000011)を4月下旬に発売する。価格はオープンプライス。直販価格は498,000円。対応OSはWindows XP、Mac OS X 10.5(5月対応予定)で、Mac ProやHP xw8200、Dell Precision 390などのワークステーションとの組み合わせを推奨している。 AVIやQuickTimeなどの映像をMPEG-2、もしくはH.264フォーマットに高速エンコードできるハードウェアエンコーダ。PCI Express接続のカードで、Blu-rayソフトやDVD、VOD/ストリーミング放送用映像の作成などが行なえる。RISCプロセッサを336個搭載することで1テラOPSを実現。Dual Core 3GHzのCPU(Windows XP環境下)で非圧縮のHD映像をMPEG-2に変換した場合、ソフトウェアエンコードと比べて8倍高速にエンコードできるという。 指定したフォルダにビデオが保存されると自動的にエンコードを行なうフォルダ監視機能を備えるほか、BDビデオ用やiPod、PSP、AVCHDなどのエンコード用プリセットも用意され、より効率的な作業が行えるという。付属の専用ソフトに加え、Premiere Pro CS3やAfter Effects CS3にも対応。Mac OSではApple DVD Studioや、Encoreに対応する。
対応入力形式はMPEG-1/2、DV、HDV、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1、JPEG 2000など。H.264はBaseline/Main/High Profileに対応。マルチパスエンコードやAVCHD、AVC-Intraのデコードも可能。MPEG-2ではノイズフィルタが使用でき、2パスエンコードも行なえる。出力形式はMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264で、ソフトウェアエンコードになるがMPEG-1出力も可能。
□フォーカルポイントコンピュータのホームページ
(2008年4月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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