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株式会社ケンウッドは9日、カーエレクトロニクス事業において、2008~2010年度の3年間累計約1,000万台のDVD/CDメカを自動車用品メーカーなどから受注、出荷を開始したと発表した。 同社では、これまでOEM分野の強化策の一環として、車載用AV機器向け光学ドライブメカ事業の拡大を推進。2005年には需要増加を見越して、上海工場を増築するなど、生産体制を強化。また、新型ドライブメカの開発や、ハイコストパフォーマンスの高品質CDメカの商品化など、商品競争力の強化にも力を入れていた。 これら取り組みにより、日本、米国、欧州の自動車用品メーカー各社から、2008~2010年度の3年間累計でDVD/CDメカ約1,000万台の大型受注の獲得に成功した。出荷を開始した米国メーカー向けのCDメカに続き、今後も順次、日本メーカーや欧州メーカーへの出荷を本格化する。なお、2007年度の車載用ドライブ出荷実績は30~40万台。 カーエレクトロニクス事業のOEM分野に占めるデバイス事業の売上比率を2007年度の10%前後から、2010年度には30%程度にまで引き上げ、OEM分野の安定した収益基盤の整理を進めるとしている。 □ケンウッドのホームページ ( 2008年4月9日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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