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バンダイビジュアル株式会社は、東京ムービーの劇場用アニメ2作品をBlu-ray Disc化。9月26日に「劇場版 あしたのジョー2」と「劇場版 エースをねらえ!」を発売する。価格は各8,190円。仕様は下表の通り。
いずれも本編ディスクのみの1枚組で、片面2層ディスクを採用。映像はMPEG-4 AVC/H.264で収録する。音声はリニアPCMのモノラルのみ。字幕は収録しない。 どちらの作品にも特典映像として劇場予告編を収録。さらに、封入特典として12ページのオールカラー解説書も同梱する。 「あしたのジョー2」は'81年、「エースをねらえ!」は'79年の作品。BDビデオ化にあたっては、どちらもHDテレシネによるハイクオリティなマスターを使用しており、「Blu-ray Discに相応しいクオリティになっている」(バンダイビジュアル)という。 「劇場版 あしたのジョー2」は、宿命のライバル・力石徹を試合中に死なせてしまった矢吹丈が、自暴自棄な生活を送っているところから物語がスタート。丹下段平や白木葉子の説得によって再びリングに立つも、力石の死を忘れることは出来ず、相手の顔面を打つことのできないジョー。そんなある日、テレビで見たカーロス・リベラというボクサーに興味を惹かれたジョーは、葉子にカーロスとの対戦を申し出るのだが……。 製作総指揮は梶原一騎。監督・脚本は出崎(崎は大の部分が立)統。あおい輝彦、藤岡重慶、檀ふみ、岡田眞澄など、豪華な俳優陣が声優を担当している。 「劇場版 エースをねらえ!」は、テニスを通じて少女達の成長や情熱を鮮やかに描いた山本鈴美香のコミックを原作とした、劇場用アニメ。テレビアニメシリーズも人気を集めた。テニスの名門校・西高に通う岡ひろみは、お蝶夫人と呼ばれる竜崎麗香の華麗なプレーに憧れてテニス部に入部。新任コーチの宗方仁に才能を見出され、関東地区予選の選手に抜擢。周囲から嫉妬や妬みを買いながらも、課せられた運命に立ち向かい始める……。
「あしたのジョー2」と同様に、数々の名作を生み出してきた出崎統(監督・脚本)、杉野昭夫(キャラクターデザイン・作画監督)のコンビによる作品。声の出演は高坂真琴、野沢那智、森功至、池田昌子ほか。
□バンダイビジュアルのホームページ
(2008年4月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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