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ソニーは、ノートPCの「VAIO type N」、「VAIO type C」の新モデルを4月26日より発売する。同VAIOには、GUIにクロスメディアバー(XMB)を採用したDTCP-IP対応のDLNAサーバーソフト「VAIO Media plus」をプリインストールしている。 ■ VAIO Media plus DLNA対応を含むソニー製品のネットワーク連携機能「ソニールームリンク」に対応したサーバー/クライアントソフト。従来のVAIOで搭載していた「VAIO Media」の後継ソフトとなる。
VAIO Media plus上の動画や音楽、写真などの各コンテンツに、ソニールームリンク対応機器や、DLNAクライアントからアクセスし再生できる。 クライアントとしても利用可能で、5月に予定しているアップデートで、ソニーのDTCP-IP対応Blu-ray Discレコーダの録画番組を、VAIO Media plusから再生可能となる。また、同アップデートでAVCHDコンテンツの配信や再生にも対応予定。 また、音楽については「インテリジェンス機能」を搭載。独自の12音解析技術により、波形データの各オクターブを12音階に分解し、メロディやコード進行などの楽曲構造を解析して、テイストごとに分類する。「おはようタイム」、「ファイン・ディ」、「レイニー・デイ」など、気分や雰囲気などにあわせた選曲が可能という。 ユーザーインターフェイスも一新し、新たに「クロスメディアバー(XMB)」を採用。ソニーのAV製品と共通のUIとすることで、リモコンからの操作を容易にしたほか、マウスでも直観的な操作を可能としたという。また、コンテンツの検索機能も強化。文字を入力するごとに検索候補が絞り込めるインクリメンタルサーチなどを搭載している。 ■ VAIO MusicBox Ver.2.0
新VAIOにプリインストールされる音楽プレーヤーソフト。朝昼夜といった時間帯を認識してその時間にピッタリな楽曲を再生する「おまかせチャンネル」などの機能を搭載する。 新たに、Windows Vistaのガジェットとして設置可能としたほか、曲検索機能を強化。音楽配信サービス「mF247」連携機能も搭載した。MP3やAAC、WMA、WAV楽曲に加え、DRM付きのATRACやATRAC Advanced Lossless、AAC(3gp)、HE-AAC(3gp/oma)にも対応した。
■ VAIO type C/type Nに新ソフトをプリインストール
VAIO Media plusとVAIO MusicBox Ver.2.0は、4月26日より発売されるノートPC「VAIO type C」と、「VAIO type N」から搭載される。価格は両モデルともオープンプライス。 VAIO type Cは、1,280×800ドット/14.1型ワイド液晶搭載を搭載するノートPC。OSはWindows Vista Home Premium。上位モデルの「VGN-CR72B/W」はボディカラーがピュアホワイトで、CPUにIntel Core 2 Duo T8100(2.10 GHz)、メモリ 2GB、HDD 200GBを搭載。店頭予想価格は18万円前後の見込み。 Intel Celeron 550(2GHz)/160GB HDD搭載の「VGN-CR62B」は、プレシャスゴールド、ラグジュアリーピンク、インディゴブルー、ブレイジングレッドの4色を用意。店頭予想価格は155,000円前後。同構成のピュアホワイトモデル「VGN-CR52B/W」の店頭予想価格は15万円。 VAIO type Nは、1,280×800ドット/15.4型液晶を搭載。上位モデルの「VGN-NR72B」は、CPUにInel Core 2 Duo T8100(2.1GHz)、メモリ 2GB、HDD 160GBを搭載する。OSはWindows Vista Home Premium。店頭予想価格は16万円前後の見込み。
□ソニーのホームぺージ ( 2008年4月15日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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