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Pioneer Europeは現地時間の2日、プラズマテレビなど、欧州向け“KURO"シリーズ製品の投入計画を発表した。 プラズマテレビの新モデルはいずれもフルHD解像度(1080p対応)。最大の特徴は、従来モデルと比べ、黒のレベルを1/5に引き下げたこと。コントラスト比がさらに向上し、濃い色合いの映像もより正確に表示できるという。 50型「PDP-LX5090」と60型「PDP-LX6090」を6月に投入予定。地域ごとに発売時期は異なり、機能差は不明だが、型番に「H」が付いた50型「PDP-LX5090H」と60型「PDP-LX6090H」も用意する。 なお、日本では投入されていないが、KUROシリーズのフロントプロジェクタや液晶テレビの新モデル投入計画も発表されている。液晶テレビは32、37、46型の3モデルで、32、37型は8月発売予定。46型は未定だが、年内には発売される。いずれもパネル解像度はフルHD。 大画面プラズマよりも小画面のKUROシリーズとして用意される液晶テレビで、100Hz駆動に対応。動きのある映像にも対応できるという。画面の反射を抑えるフィルタを採用するほか、バージョン1.3対応のHDMI入力を3系統装備。筐体デザインには“アルミニウムの外観”を取り入れているという。
フロントプロジェクタは4月発売。1,920×1,080ドット、0.7型のD-ILA(Direct-Drive Image Light Amlifier/反射型液晶パネル)を搭載。KUROシリーズのイメージを踏襲する本体デザインを採用するほか、黒の締まりも追求している。レンズシフトにも対応し、投写可能サイズは60型~200型。HDMI 1.3の入力端子も2系統備えている。
□Pioneer Europeのホームページ
(2008年4月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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