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ザインエレクトロニクス株式会社は15日、アナログビデオ信号をデジタルに変換するADCコアを内蔵するフロントエンドチップの新モデル「THC7984/7983」を発表した。2008年第2四半期より、テレビメーカー向けに量産出荷を開始する。 アナログビデオ信号を、RGB各色10bit/8bitのデジタル信号に最大170Mspsで高速変換して出力するビデオ用ADCチップで、1080p解像度のフルHDテレビにも対応する。THC7984は最大10bit、THC7983は最大8bit出力に対応する。 チップ内には独自開発の14bit ADCコアやインテリジェントシンクプロセッサや、従来外付けで搭載していたコンポーネントビデオ用ローパスフィルタを内蔵。ノイズ低減や、部品点数/実装面積の削減などが実現できる。 アナログ入力は2系統装備。TQFP80ピンパッケージのほか、ベアチップでの供給にも対応する。 なお、同社では各色12bit出力可能なADCコアとHDMIレシーバを内蔵した複合チップの試作品開発にも成功したと発表している。 □ザインエレクトロニクスのホームページ ( 2008年4月16日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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