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富士フイルム、液晶TV用偏光板保護フィルムの新工場が4月末稼動
-40型サイズが2枚分確保できる超広幅タイプを生産開始


4月17日発表


 富士フイルム株式会社は17日、液晶テレビの偏光板を保護するフィルムを生産する神奈川工場足柄サイト第4工場を4月末より稼動すると発表した。同工場では、偏光板保護フィルム「フジタック」の超広幅サイズを生産する予定となっている。

 フジタックはセルローストリアセテート(TAC)を素材とし、液晶偏光板を保護するフィルムで光学特性に優れるのが特徴。

 これまで生産していた1,330~1,490mm幅のフジタックでは、40型クラスの偏光板用フィルムが1枚しか確保できなかったが、新工場で生産する1,960~2,300mm幅の超広幅タイプでは、同クラスのフィルムが2枚確保できるようになる。

 同社では、「今後も超広幅フジタックの安定供給に取り組むとともに、これをベースとした機能性フィルムの開発・生産も加速していく」としている。

□富士フイルムのホームページ
http://fujifilm.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0199.html

( 2008年4月18日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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