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パイオニア株式会社は、フラッシュメモリを内蔵するAVカーナビゲーションシステムを6月より北米、欧州、ロシア、豪州地域にて発売する。DVD/CD内蔵の2DINモデル「AVIC-F900BT」と、CD内蔵の2DIN「AVIC-F700BT」、CDを省略したポータブルモデル「AVIC-F500BT」の3製品を用意する。
北米、欧州市場にはAVIC-F900BT/700BT/500BTの3モデルを導入し、ロシア、豪州市場ではAVIC-F900BT/500BTの2モデルを投入する。なお、AVIC-F500BTは2008 International CESで発表済みで、今回発売時期などが決定した。 3モデルとも地図データなどの格納メディアとして容量2GBのフラッシュメモリを採用したのが特徴。システムの小型化とともに構成を簡素化している。フラッシュメモリ採用モデルは同社の2DINモデルとしては初となる。 ディスプレイはタッチパネル機能付きの5.8型ワイドVGA液晶を搭載。iPodなどを接続して利用できるほか、Parrot製のBluetoothモジュールを搭載し、ハンズフリー機能などが利用可能。
SDカードスロットやUSB端子を装備し、メモリ内のMP3音声やMPEG-4動画ファイルの再生が可能。また、新開発のPC用アプリケーションを利用して、住所録データやインターネットで取得した店舗情報などのPOIデータをSDカードやUSBメモリ経由でナビの内蔵メモリ上に取り込める。 北米向けAVIC-F900BT/700BTのみ、自動会話型音声認識機能を搭載。VoiceBoxの会話音声サーチ技術を採用し、接続したiPodや携帯電話を音声認識によりコントロールできる。 また、北米向けAVIC-F900BTのみ、北米で展開する情報サービス「MSN Direct」用チューナを搭載。渋滞情報や天気、ガソリン価格などの情報が取得できる。 □パイオニアのホームページ ( 2008年4月22日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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