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中国家電メーカーが新インターフェイス規格「DIVA」策定へ
-非圧縮映像/音声伝送や、テレビでの家電製品制御など


4月30日発表


 中国家電メーカーの団体である中国電子視像業界協会(CVIA)は30日、中国大手家電メーカー各社がテレビと家電製品の次世代インターフェイス規格「DIVA」(Digital Interface for Video and Audio)の開発と普及促進を目的としたコンソーシアムを4月29日に結成したと発表した。規格の仕様は2008年末までに発表するとしている。

 DIVA技術では、対応デジタルテレビと家電製品を接続することで、テレビを中心としたホームネットワークを構築。動画/音声データを非圧縮で伝送でき、信頼性の高い高速な双方向データ通信が行なえるという。

 従来規格との比較として、「現在のデジタルインターフェイスはポイント・ツー・ポイントで、ネットワークを実現する能力に限界がある。DIVAでは複数のソース機器を複数のディスプレイに接続し、居間のテレビからさまざまなデジタル家電をモニタリング/制御できる。また、同じネットワークでモバイル機器も接続/管理できる」とアピールしている。

 DIVAコンソーシアムの創立メンバー(プロモーター・グループ)は、Sichuan Chang Hong Electric(四川長虹電器)、Qingdao Haier(青島海爾)、Hisense Electric(青島海信電器)、Konka Group(康佳集団)、Nanjing Panda Electronics(南京熊猫電子)、Skyworth Group(創維集団)、SVA Information Industry、TCL Corporationなどの中国主要家電メーカーと、台湾/韓国/米国に拠点を持つSynerchipで構成。業界団体のCVIAが普及促進に向けて支援を行ない、異なるブランドの製品を相互に接続して利用できるようにするとしている。

 なお、5月21日に中国・広州で開催される「China Digital Home Industry Association Summit Conference」において、上記プロモーター・グループがDIVAのデモを行なう予定。


□CVIAのホームページ(中文)
(4月30日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.cvianet.org.cn/index.jsp

( 2008年4月30日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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