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Blu-ray対応機がレコーダ市場の3割に。金額は5割超
-「DMR-BR500」投入で松下がシェア1位に。BCN調査


新世代レコーダとDVDレコーダの台数構成比推移

5月21日発表


 株式会社BCNは、DVD/HDDレコーダの4月の国内販売動向調査結果を発表した。4月においては、レコーダ販売台数の約3割をBlu-ray対応モデルが占め、金額ベースでBDモデルのシェアは5割を突破した。

 4月のDVD/HDDレコーダの販売台数は前年比96.5%と減少傾向だが、金額ベースでは、同107.6%と増加している。

 BD対応レコーダの販売が増え、平均単価が向上したためで、4月のBDモデル台数シェアは32%。金額ベースでは50.8%がBDレコーダとなった。平均単価も2月の7.1万円、3月の7.2万円から、4月には7.8万円まで上昇している。

新世代レコーダのメーカー別台数シェア推移

 BCNでは、「規格の一本化で消費者の戸惑いが解消された上、五輪特需に向けて価格競争が激化するのは必至」と、さらなるBD比率の向上を予測している。

 メーカー別のBDレコーダシェアは、松下電器がトップで45.8%。2007年末以来5割超のシェアを確保してトップを維持していたソニーは37.8%で2位となった。シャープは16.4%で3位。

 松下電器は、シングルチューナモデル「DMR-BR500」の発売により、シェアを拡大。BCNでは「10万円を割る店頭価格に支持が集まった」と分析している。なお、各社のBDレコーダの平均単価は12万円台で、ほぼ横並びとなっており、BCNでは「DMR-BR500の台頭が示すように、今後は低価格モデルが増えそうだ」と予測している。

□BCNのホームページ
http://www.bcn.jp/
□ニュースリリース
http://ranking.computernews.com/marketview/20080521.htm
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【3月12日】'08年春商戦は薄型テレビが年末商戦を上回る成長率
-BCN調べ。次世代レコーダはソニー独走続く
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080312/bcn.htm
【2007年12月5日】年末商戦の次世代レコーダ台数シェアはBDが98%
-BCN調査。「東芝のレコーダ商戦はこれから」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071205/bcn.htm

( 2008年5月21日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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