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株式会社BCNは、DVD/HDDレコーダの4月の国内販売動向調査結果を発表した。4月においては、レコーダ販売台数の約3割をBlu-ray対応モデルが占め、金額ベースでBDモデルのシェアは5割を突破した。 4月のDVD/HDDレコーダの販売台数は前年比96.5%と減少傾向だが、金額ベースでは、同107.6%と増加している。 BD対応レコーダの販売が増え、平均単価が向上したためで、4月のBDモデル台数シェアは32%。金額ベースでは50.8%がBDレコーダとなった。平均単価も2月の7.1万円、3月の7.2万円から、4月には7.8万円まで上昇している。
BCNでは、「規格の一本化で消費者の戸惑いが解消された上、五輪特需に向けて価格競争が激化するのは必至」と、さらなるBD比率の向上を予測している。
メーカー別のBDレコーダシェアは、松下電器がトップで45.8%。2007年末以来5割超のシェアを確保してトップを維持していたソニーは37.8%で2位となった。シャープは16.4%で3位。 松下電器は、シングルチューナモデル「DMR-BR500」の発売により、シェアを拡大。BCNでは「10万円を割る店頭価格に支持が集まった」と分析している。なお、各社のBDレコーダの平均単価は12万円台で、ほぼ横並びとなっており、BCNでは「DMR-BR500の台頭が示すように、今後は低価格モデルが増えそうだ」と予測している。 □BCNのホームページ ( 2008年5月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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