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日立グローバルストレージテクノロジーズは29日、映像機器向けのHDD「CinemaStar」シリーズ新製品を発表した。3.5インチHDDの「CinemaStar 5K500」と2.5インチHDDの「CinemaStar C5K320」を発表。6月より出荷開始する。 ■ CinemaStar 5K500
容量500GBの3.5インチHDD。HDD起動時のモーターピーク電流と定常回転時の消費電力低減を目指しモーター設計を見直した「CoolSpin」技術を初採用している。 CoolSpin技術により、デジタル映像機器向けのストレージに求められる低消費電力性能や、静音性などを強化。STBやHDDレコーダに同HDDを搭載することで、機器冷却を含めた低消費電力化や、熱ストレス低減による機器の信頼性向上などを図れるという。 インターフェイスはシリアルATA 3Gbit/Sec。バッファ容量は8MB。データ転送速度は最高929Mbps。動作音は2.2bels。消費電力は3.2W(平均値)。 ■ CinemaStar C5K320
5,400rpmの2.5型HDDで、記憶容量は120/160/250/320GBの4種類をラインナップする。 垂直磁気記録方式技術の改良と信頼性向上に加え、デジタル映像アプリケーションのストリーミング機能を支援するという「スムーズストリーム技術」を搭載する。エラーリカバリ時間の制限設定や温度監視モニタなどの機能も備えている。 インターフェイスはシリアルATA 1.5Gbit/Sec。バッファ容量は8MB。データ転送速度は最高729Mbps。また、動作音を2.4belsまで低減しているほか、従来製品の特徴である低消費電力、低発熱動作を継承。「小型HDDレコーダの搭載に最適の製品」としている。消費電力は4.25W(スタートアップ時)/1.7W(平均値)。 □日立グローバルストレージテクノロジーズ ( 2008年5月29日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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