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株式会社日立製作所は、輝度3,500ルーメンの液晶データプロジェクタ「CP-X450J」を6月10日に発売する。価格は399,000円。 0.63型、解像度1,024×768ドットの液晶パネルを採用したデータプロジェクタ。光源は230WのUHBランプを採用。輝度は3,500ルーメン。レンズは手動ズーム/フォーカス。自動垂直台形歪補正機能も備えている。 国内初という「テンプレート機能」を搭載。「黒地に白罫線」、「白地に黒罫線」、「方眼白地に黒線」、「方眼黒地に白線」という4種類のテンプレート画像をプロジェクタ本体に内蔵。これをホワイトボードや黒板に投写することで、テンプレートの線に沿って文字や図、グラフなどを簡単に書くことができるという。 投写モードは明るい環境に向く「デイタイムモード」や、「シネマモード」、「ダイナミックモード」などに加え、ホワイトボードや黒板をスクリーンにしても見やすく投写するモードも備えている。 プログレッシブLSIを内蔵し、なめらかな動画表示も可能。回路内部でデジタル処理を行なう際、ノイズリダクションも適用できる。 吸気部に2層の大型静電エアフィルタを配置。これにより、本体サイズは従来モデルと同等だが、フィルタ掃除の間隔を400時間から2,000時間に延ばし、メンテナンスの手間を従来比1/5に低減したという。フィルタは繰り返し使用可能。側面に配置しているため、天吊したままでも交換できる。 騒音レベルは静音モードで30dB。出力10Wのモノラルスピーカーも備え、スタンバイ時に音声のパススルー出力も可能。電源投入から約7秒で投写が行なえるクイックスタート機能も用意。使用後はクールダウンが不要で、電源をOFFにしたらすぐに移動などが行なえる。
入力端子はアナログRGB(D-Sub 15ピン)×2、コンポーネント(RCA)×1、コンポジット×1、S映像×1、アナログ音声(ステレオミニ)×2、アナログ音声(RCA)×1。出力はアナログRGB(D-Sub 15ピン)×1、アナログ音声(ステレオミニ)×1。マウス用のUSB端子、RS-232Cのコントロール端子も備える。外形寸法は340×270×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.5kg。消費電力は320W。
□日立製作所のホームページ
(2008年5月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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