|
日本ビクター株式会社は、HDD、DVD、VHSを内蔵した3 in 1タイプのハイビジョンレコーダ2モデルを7月上旬に発売する。HDD容量の違いで2モデル用意され、店頭予想価格は500GBの「DR-HX500」が95,000円前後、250GBの「DR-HX250」が75,000円前後の見込み。愛称は“らく録”。
HDD容量以外の仕様は共通。地上アナログと、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各1基搭載したレコーダ。DVD、HDD、VHSを搭載しているが、デジタル放送の直接録画が行なえるのはHDDのみ。アナログ放送はDVD、HDD、VHSのいずれでも直截録画ができる。 DVDドライブはDVD-RとDVD-RWに対応し、書き込み速度はRが4倍速、RWが2倍速。CPRMメディアもサポートし、デジタル放送のムーブも可能。ダビング10にも対応を予定している。ノンカートリッジのDVD-RAM再生も可能。 アナログとデジタルの2番組同時録が可能。追っかけ再生やEPGを使った予約録画もサポート。CMスキップ再生や、番組延長対応録画、番組のジャンル別検索なども利用できる。ただし、VHSへの予約録画には非対応。 HDD、DVD、VHS間で相互のダビングが可能。DV端子も備えており、DVカメラの映像をHDD、DVDにダビングすることもできる。ただし、HDV入力やTS入出力には非対応。 Ver.1.2aに対応したHDMI出力を1系統備えており、HDMI CEC(Consumer Electronic Control)もサポート。レコーダのリモコンを操作するだけで、対応するテレビ側の入力が自動的に切り替わる。リモコンは多機能な通常タイプに加え、大型ボタンを採用した簡単リモコンも同梱。“録る”ボタンでEPG表示、「録りたい番組」を選んで録画予約、「見る」ボタンで録画済み番組の一覧表示など、操作ボタンがわかりやすい言葉で表示されている。
DACは映像用が10bit/108MHz、音声用が24bit/192kHz。出力端子はHDMI、D4、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタルを各1系統用意。入力はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統、前面にDV端子を1系統備えている。そのほかにモジュラージャックも用意。外形寸法は435×394×99.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.6kg。
□日本ビクターのホームページ
(2008年6月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|