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ビクターエンタテインメント株式会社は、トニー・レオン主演映画「ラスト、コーション」を9月16日にBlu-ray DiscビデオとDVDビデオの2フォーマットで発売する。価格や仕様は下表の通り。
BDビデオ版は本編ディスクのみの1枚組で、ディスクには本編映像のみが収録される。字幕は日本語、吹き替え用、英語字幕の3タイプを収録する。ディスクは片面1層。 DVDビデオ版は、特典ディスクを加えた2枚組の「スペシャルコレクターズエディション」と、本編ディスクのみの「通常版」の2種類を用意。本編ディスクは共通で、BDビデオ版と同じく本編映像のみを収録。字幕の構成も同じ。ディスクは片面2層となる。 スペシャル版に同梱する特典ディスクには、メイキングや出演者&スタッフインタビューなどを収録。さらに、日本版オリジナル特典として、来日時の独占インタビューや、来日記者会見映像、上海撮影現場での独占インタビューなどの映像を約1時間以上収録する。さらに、封入特典としてフォトブックと特製ブックケースも同梱する。
アメリカ、中国、台湾、香港の合作映画として2007年に制作。同年のヴェネツィア国際映画祭でグランプリ(金獅子賞)と撮影賞(オッゼラ賞)をダブル受賞し、話題となった。監督は「グリーン・デスティニー」や「ブロークバック・マウンテン」を手掛けたアン・リー。 舞台は'42年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき、暗殺の機会を伺っていた。持ち前の美貌を武器に、イーを誘惑するワン。だが、危険な逢瀬を重ねるうちに、ワンはイーに惹かれていく。禁断の愛に燃え上がる2人は、大きな時代のうねりに飲み込まれていく……。
総制作費約40億円という大作で、トニー・レオンと、新人女優タン・ウェイによる激しいラブシーンが話題になった。なお、BD/DVD化にあたっては「本編の修正を極力無くし、ほぼオリジナルのバージョンで収録している」という。
□ビクターエンタテインメントのホームページ
(2008年6月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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