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ヤマハ株式会社は、フロントサラウンド対応シアターシステム「AVX-S30」のブラックモデル(B)を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は49,800円。 「AVX-S30」は、最大出力35W×6chのアンプを搭載するセンターユニットと、フロントスピーカー、サブウーファをセットにしたシアターシステム。独自の「AIR SURROUND」技術により、フロントスピーカーとサブウーファで「スイートスポットが広く、包み込まれるような自然なサラウンド感を実現した」という。なお、ホワイトモデル(W)は2005年10月より発売されている。 アンプ部はドルビーデジタル/DTS/AACに加え、ドルビープロロジックIIのデコーダ(MOVIE/MUSIC)も内蔵。ヘッドフォン用のバーチャルサラウンドシステム「サイレントシアター」や、突発的な大音量を抑える「ナイトリスニングモード」を備える。 独自のサラウンドモード「シネマDSP」はMOVIE/MUSIC/SPORTS/GAMEの4モードを搭載する。また、ドルビーバーチャルスピーカー機能も備える。本体は、縦置き/横置きに両対応する。 音声入力は、光デジタルを2系統、同軸デジタルとアナログを各1系統備える。音声出力はヘッドフォンを1系統。映像入出力は搭載しない。スピーカー端子は専用端子となっており、ワンタッチで付属のスピーカーケーブルを接続できる。 フロントスピーカーは防磁型の密閉式。ユニット構成は5cm径フルレンジユニット×3で、横長の形状を採用する。サブウーファはA-YST(アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)方式を採用。低音エネルギーを4水平方向に放射する「QD-Bassテクノロジー」も搭載する。 外形寸法と重量は、センターユニットが215×305×70mm(幅×奥行き×高さ)、2.6kg。フロントスピーカーが240×105×80mm(同)、1.4kg。サブウーファが286×289×325mm(同)、8.2kg。専用リモコンが付属する。
□ヤマハのホームページ ( 2008年6月19日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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