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20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社は、映画「ヒットマン」をBlu-rayとDVDの2フォーマットで9月3日に発売する。また、それに先立つ8月29日には、戦争映画の傑作「パットン第戦車軍団」、「砲艦サンパブロ」の2作品もBlu-ray化される。
■ ヒットマン
BDビデオ、DVDビデオのどちらも本編ディスクのみで、字幕は日本語と英語を収めている。劇場で公開版では削除された、過激なシーンを追加したという完全無修正版本編を収録している。 特典映像も2フォーマットでほぼ共通。メイキング、ゲームから映画化までを紹介するコンテンツ、パラオーディナンスのP18.9や、FN F2000、M240など、劇中に登場する銃器の解説コンテンツ、音楽の紹介、未公開シーン、もうひとつのエンディング、NGシーン集などを収めている。また、BDビデオ版にのみ、劇場予告編とFOXの他の作品の予告編も収録する。 人気の同名ゲームを原作としたアクション映画で、「レオン」や「TAXi」、「トランスポーター」などを手がけるヨーロッパコープが映像化。「ダイ・ハード4.0」で悪役として注目を浴びたティモシー・オリファントが主人公のエージェント47役を、ヒロインのニカ役のオルガ・キュリレンコは、「007」最新作のボンド・ガールに決定している。
エージェント47と呼ばれる冷徹なエリート暗殺者は、ロシアに潜伏。ターゲットであるロシアの政治家ミハイル・ベリコフを見事射殺する。しかし、密告によりインターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)の双方から追われる身に……。誰が密告したのかを探る内、謎の娼婦ニカと出会う。その出会いは、任務しか存在しなかった彼の心に経験したことのない感情を湧き上がらせる。だが、そのことが彼自身にとって最大の脅威となり……。
■ パットン大戦車軍団
172分という長編を片面2層ディスク1枚に収録し、字幕は英語と日本語。特典として、脚本を担当したフランシス・F・コッポラによる音声解説と、同氏によるイントロダクションも収録。この特典はBDビデオ版のためだけに収録されたという。吹き替え音声は大木民夫、島宇志夫、村松康雄らが担当している。
類い希なる戦略家として敵に恐れられながら、余りに激しい気性と名誉欲、そして奇行によって失脚を繰り返したパットン将軍。有名なロンメル将軍との戦車同士の決戦、パレルモ奪還での強引な戦法などの史実を壮大なスケールで映像化。公開は'69年で、'70年度のアカデミー賞で7部門を受賞した。
■ 砲艦サンパブロ
片面2層の本編ディスクのみで、字幕は日本語と英語を収めている。特典として、トリビア・トラック、メイキング、劇場未公開シーン集、「砲艦サンパブロ」の思い出、「ドキュメンタリー:キャストが語るサンパブロ」などを収録。これらはBDビデオ版だけに収録されるもの。ほかにも、ラジオドキュメンタリーや、ラジオスポット集(いずれも音声のみ)も収めている。 中国人による排外運動が激化する'26年の上海。米国サンパブロ号に赴任した一等機関士ジェイクは、中国人と良心的に接するが、中国人の外国人に対する憎悪と、外国人の中国人軽視が激しく、自らの信念を貫こうとするジェイクの態度は様々な軋轢を生んでしまう。そして彼の願いも空しく、宣教師一行の救出を名目に、砲艦は中国軍との戦闘に突入してしまう……。
主演はスティーブ・マックィーン。監督・製作は「サウンド・オブ・ミュージック」の巨匠、ロバート・ワイズ。
□20世紀フォックスのホームページ
(2008年6月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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