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米DivXは24日、ソニー・ピクチャーズ テレビジョン インターナショナル(SPTI)と、SPTIが持つ長編映画やテレビを全世界に向けてオンライン配信する際のフォーマットに、DivXを採用することで合意したと発表した。DivXは1月に米国内向けにコンテンツビジネスを実施しているソニー・ピクチャーズ テレビジョンと同様の合意を結んでおり、今回の合意は米国以外の国における配信でのDivX採用を意味している。 SPTIは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の米国外の全てのテレビ事業を担当しており、SPEの長編映画やテレビ番組の、テレビ、モバイル、全世界のデジタルコンテンツ配信販路への配信を実施。フランス、ドイツ、香港、イタリア、マイアミ(ラテンアメリカ)、中国、ロシア、スペイン、イギリスなどでローカルテレビ制作も行なっているほか、国際テレビネットワーク事業も手掛けている。
今回の合意について、SPTIのニューメディア担当上級副社長のポール・リットマン氏は「世界中の動画配信業者がDivXフォーマットを用いてソニー作品を安全な方法で配信し、あらゆる国の消費者に、様々な機器をまたいで簡単かつ柔軟にソニーのコンテンツを楽しんでいただけるこの機会を歓迎する」とのコメントを発表。DivXのケビン・ヘルCEOも「SPTIが、DivXのデジタルメディアソリューションの価値を認めたことをうれしく思う」と語っている。
□米DivXのホームページ (英文)
(2008年6月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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