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Blu-ray Discを推進するBlu-ray Disc Association(BDA)は8日、中国で開発された新たな音声圧縮技術「DRA」が、BDAの技術評価テストに合格したと発表した。これによりDRAがBlu-rayフォーマットへの正式採用に一歩近づいたという。 BDA合同技術委員会の下に設置された、オーディオコーデック評価テクニカルタスクフォースと、中国華録集団、DigiRise Technlogyが協力し、技術評価を通過した。BDA中国タスクチームリーダーの松村純孝氏は、「中国で開発されたDRAがBDAの技術評価テストに合格したことを喜ばしく思う。BDAは現在、BDフォーマットの一部としてDRAを正式採用するための最終段階の作業を行なっている。BDAはこの分野の議論や評価に対して常にオープンな姿勢を維持しながら、考え得る最良のフォーマットを追求している」とのコメントを発表している。 あわせて、中国で初となるBlu-ray Discのテストセンターの設置も発表。BDAのコントリビューター・メンバーであるCESI Technologyを中国の公式BDテストセンターとして指定。中国企業はBDプレーヤーの生産認証を同テストセンターで受けられるようになり、BD互換製品の開発や発売のための時間を大幅に短縮できるという。 □Blu-ray Disc Associationのホームページ(英文) ( 2008年7月8日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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