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株式会社BCNは、薄型テレビ、レコーダの販売動向について、北京五輪商戦における調査結果を発表した。7月の実績は、前年同期比では伸張しているものの、好調だった6月の伸び率には及ばなかった。
7月の実績が伸び悩んだ理由について同社では、「7月の猛暑によるエアコン需要の急伸」と分析しており、「東京で7月の猛暑日が連続10日を越えた中旬以降、客足がAVからエアコンに流れた」としている。 薄型テレビについては、5月の売上台数が前年比で127.5%、6月が同129.7%と伸張していたものの、7月は同119.4%と伸び悩んだ。金額ベースでも6月の前年比118.0%に対し、7月は同109.9%となった。特にプラズマが落ち込んでおり、7月は金額ベースで前年比93.3%とマイナスとなっている。 メーカーの販売台数シェアでは、シャープが47.4%でトップ。2位は30~40型液晶で売上を伸ばした松下電器17.9%、3位は40型以上が伸び悩んだソニーで15.7%。 レコーダの7月実績は、台数ベースで前年比112.4%、金額で同130.7%と高い伸びを示しているが、前月の同120.1%(台数)/134.3%(金額)を下回った。レコーダ市場におけるBlu-ray DiscとDVDの構成比は、台数でBDが42.3%、DVDで57.7%。金額ベースではBDが60.2%、DVDが39.8%と、BDの比率が大幅に増加している。
□BCNのホームページ ( 2008年8月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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