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北九州市とソニーは協同で、デジタルカメラやビデオカメラ、ポータブルオーディオプレーヤーなど、不要になった小型電子機器を回収し、その中に含まれる貴重な金属を資源として有効活用するための実証実験を開始する。実施期間は9月1日から2009年3月31日。 通常、不要となった小型電子機器は廃棄処理されるが、実証実験では、これらの機器に含まれる「レアメタル(希少金属)」の回収を目指す。北九州市とソニーが連携して回収に取り組み、同市内のホームセンター23箇所、スーパーマーケット29箇所、北九州私立大学1箇所、小学校7箇所の合計60箇所に回収ボックスを設置する。 回収対象となる機器は、回収ボックスの投入口(250×85mm)より小さい電子機器とその付属品。ソニー製に限らず、全メーカーの製品が対象で、以下の9品目。
収集した電子機器から、非鉄金属のリサイクル事業を行なう日本磁力選鉱株式会社による分析や分解、分別などの過程を経た後に、非鉄金属を抽出し、精錬。銅や金、銀、白金、パラジウムなどをソニー製品に再利用する予定。 今回の実験により、北九州市とソニーでは、分別、分解、選別から金属回収に至る一連の処理の経済性などを検証し、「回収→処理→再生」のリサイクルチェーン全体としての事業性の評価を行なう。 □ソニーのホームページ ( 2008年8月6日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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